肥満と喫煙で“老化”が進む!?
<span style="line-height: 150%"><font size="3">抗加齢、アンチエイジング、抗老化などのコトバが氾濫していまする
抗加齢は私の専門分野ですが、日本は美容分野に偏っている印象を受けます。
今週のNIKKEI BP 健康は抗加齢の特集でした。
肥満、喫煙は健康阻害要因のワースト2です。
肥満が最大の健康阻害要因だということは、元気な肥満高齢者がいないことで
わかります。
元気な高齢者は肥満していないからです。
正しいダイエットは体脂肪だけを減らすことで、やる理由と目標が明確、正しい知識、
正しいコツを知ると簡単だと思います。
そして喫煙の被害は耳にタコができるほどいわれています。
禁煙もむずかしくありません。
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◆そもそも「アンチエイジング」とは?
最近、「アンチエイジング」という言葉をよく聞きますが、アンチエイジングとは、老化を防ぎ、若返りを促す「抗加齢」のことを言います。
老化の原因としては、ホルモンレベルの低下、免疫力の低下、活性酸素などによる酸化ストレス――などが考えられています。したがって、アンチエイジング医療では、免疫やホルモンが低下しているときは、これらを積極的に補う治療を行ったりします。
実際、米国ではアンチエイジングのため、成長ホルモンなど加齢により減少してしまった様々なホルモンの投与が行われています。
また、酸化ストレスへの対策としては、抗酸化作用を持つ成分が入っている食品や化粧品が、アンチエイジング目的に使われることが多いようです。例えば、従来、医薬品であったコエンザイムQ10は、その抗酸化作用が注目され、健康食品として出回っています。
なお、アンチエイジングという言葉は、一般的にはシミやシワを消すという皮膚の若返りなどに関して使われることが多いようですが、本来は、高血圧や糖尿病、高脂血症など、加齢に伴って増える生活習慣病の予防なども含まれている概念です。
アンチエイジングでは、老化にかかわる遺伝子の研究や、加齢によって低下した免疫能を回復するための研究なども行われています。
◆肥満と喫煙で“老化”が進む!?
「アンチエイジング」とは、老化を防ぎ、若返りを促す「抗加齢」のことを言います。一般的には、シミやシワを消すという皮膚の若返りに関して使われることが多いのですが、本来は、高血圧や糖尿病、高脂血症、骨粗しょう症など、加齢に伴って増える病気の予防なども含まれている概念です。
現在、アンチエイジングについては、老化を推進するメカニズムを探ることで、アンチエイジングの糸口をつかもうとする研究と、「酸化」や「炎症」といった、老化にかかわる要素を抑える物質を探す研究と、いわば両面からさまざまな研究が進んでいます。
英国で1122人の女性(年齢18~76歳)を対象に行われた研究結果。対象者の血液を用い、DNA(デオキシリボ核酸)を構成している染色体の末端にある「テロメア」の長さを測り、その結果を体格や喫煙の有無などによって分類しました。
テロメアは細胞レベルの老化に伴い短くなっていきますが、研究の結果、肥満と喫煙が細胞レベルの老化を加速していることが分かりました。喫煙については、喫煙本数が多いほど、テロメアの長さが短くなる傾向がみられました。テロメアの長さを指標に細胞レベルの老化速度を推定すると、肥満の女性はやせた女性に比べ、8.8年分も老化が進んでいることになります。
米国で56人の男女(平均年齢71歳)を対象に行われた研究。対象者をくじ引きで2群に分け、DHEA(1日50mg)または偽薬(プラセボ)を6カ月間毎日飲んでもらい、試験前と後で血中のホルモン濃度や腹部の脂肪面積を比較しました。
DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)は、男性ホルモンや女性ホルモンの元となるホルモンの一種で、加齢とともに量が低下することから、老化と関連しているとみられています。プラセボ群に比べ、DHEA群では、血中のホルモン濃度が健康な成人の平均値と大差ない程度まで明らかに改善しました。また、プラセボ群では6カ月後に腹部の脂肪面積がやや増えたのに対し、DHEA群では、明らかに脂肪面積が減少しました。
(出典:NIKKEI BP) </font></span>