浮遊粒子状物質:東京で690人死亡回避 EU規制値なら | 健康管理・増進、病気予防、抗加齢(若返り)、長寿、豊かさを探求

浮遊粒子状物質:東京で690人死亡回避 EU規制値なら

タバコ、アスベストなど日本は国民の健康より企業、産業、経済を優先する 傾向が強いことがわかります。 水道水の基準も悲惨です。 健康で長寿を望むなら日本脱出が必須時代がくるかも知れません。 どこにしようかな・・・。 ****************************************************** ぜんそくなど呼吸器疾患の原因となる浮遊粒子状物質(SPM)の環境基準(規制値)を欧州連合(EU)の基準に合わせた場合、東京都で年間約690人の死亡を防げる可能性があることが岡山大大学院の頼藤貴志医師(環境疫学)らのグループによる疫学研究で分かった。さらに、EUが2010年の実施を目標にしている基準に当てはめると、年間約5930人の死亡を防ぐ可能性がある。 日本ではEUに比べSPMの規制が甘く、環境省は基準を設定してから30年以上も変更していない。 疫学研究は、東京都(島部を除く)在住の30歳以上の男女計782万5745人(00年国勢調査)を対象に実施。都が公開している02年の一般大気環境中のSPMの濃度や、人口動態統計にある死亡者数などのデータを基に、統計学的手法を用いて死亡者数を推計した。 日本の環境基準には、1年間にならしたSPMの平均ばく露量は定められていないが、現在のEUの基準(1立方メートルで0.04ミリグラム)で計算した結果、約690人の死亡を防ぐことが可能とされた。EUの2010年目標値(同0.02ミリグラム)で計算した場合には、年間で約5930人が助かる。 日本の環境基準にもある、SPMの1日の平均ばく露量(同0.1ミリグラム)をEUの規制値並み(同0.05ミリグラム)に抑えると、年間の推計死亡者数を約220人減らせる。 旧環境庁(環境省)はSPMの環境基準を73年に設定したが、年間平均のばく露基準は目標値も設定されていない。長期ばく露は、短期に比べて健康への影響が大きいとする研究報告もあり、世界保健機関(WHO)は年間のばく露量も評価するよう指摘している。 共同研究者の津田敏秀・岡山大大学院教授(環境疫学)は「大気汚染の人体への影響の研究・調査は、日本ではほとんど行われていない。アスベストを取り巻く20年前の状況とよく似ている」と話す。 (出典:毎日新聞)