キズ治療の新常識は「消毒しない」「乾かさない」 | 健康管理・増進、病気予防、抗加齢(若返り)、長寿、豊かさを探求

キズ治療の新常識は「消毒しない」「乾かさない」

私は少し前に知りましたが、まだ常識になっていないキズの新治療法です。
元気なお子さんをお持ちの親御さんは知っておいた方がよいと思います。

私はもっと早く治す秘策を知っております。

たしか1年少し前の冬でした。
深夜、MTBで快走中に4輪車が左側脇道から飛び出してきました。
我家にあと数百mのところです。
とっさに急ブレーキをかけましたが、勢い余って前輪を軸に後輪が浮き上がって1回転、
私は空中に投げ飛ばされて頭から地面に叩きつけられました。
ヘルメットをかぶっていなかったので、うずくまったまま身動きできないほどの激痛でした。
やや左の額から出血して顔面血だらけになっていました。

相手の車は黒塗りの国産最高級車で、ウインドウに濃いフィルムが張ってあり、
一目で関わりたくないとわかる2人がでてきました。
事故かと止まる車をどなって追い返していました。

車とは当たっていないので自損事故だし、関わりたくないので大丈夫だといって帰宅、
健康保険証を持って近くの救急病院に行きました。
この記事の新しい治療法ではなく従来処置され、明日レントゲンを撮ることになり、
帰宅しました。

自宅で私は、ガーゼなどを取り去り、秘策でやりなおしてから寝ました。
翌日にはもう皮膚が再生していてレントゲン検査に病院へ行った時、再診した医師の
目が点になるほど驚かしてしまいました。
レントゲンで異常なし、せっかく皮膚が再生しているのに消毒してガーゼを当てようと
するので処置を拒否して帰ってきました。
数日で完全に治癒して3ヶ月くらいで傷跡もわからなくなりました。

******************************************************************

消毒してガーゼを当てる。
ケガをしたときに、これまで当然のように行われていた処置だが、最近この治療の常識が覆りつつある。
実は、キズを消毒してガーゼを当てるという処置は、かえって痛みを伴い、キズの治りも遅くするというのだから驚きだ。

キズの新しい治療法の考え方はいたって簡単。「消毒しない」「水道水でよく洗う」「乾かさずに覆う」の3つの原則を守るだけだ。なお、キズを覆うのに使うのは、ガーゼではなく、“ハイドロコロイド素材”といって、床ずれの治療などで医療用に使われている皮膚保護剤だ。

キズをよく洗った後、ハイドロコロイド素材を当てて、絶対に乾かさないようにしておく。これだけで、痛みも少なく、早く治るのだという。しかも、キズあとが残りにくいというメリットさえある。

▼治癒にはキズ口からでてくる液体が必要
では、なぜ消毒やガーゼはいけないのだろうか。これにはいくつか理由がある。

まず、キズが治る過程には、キズ口からしみ出てくる体液(滲出液)に含まれる“細胞成長因子”という成分が欠かせないということ。つまり、ガーゼを当てると、せっかくの滲出液が吸収されてしまうので、治癒が阻まれてしまうというわけだ。

また、ケガにより欠損した皮膚は、キズの中を上皮細胞(表皮になる細胞)が増殖・移動することで再生する。このとき、湿った環境にある方がたやすく移動できるので、なめらかな皮膚が早く再生されるそうだ。

ガーゼを当ててキズ口を乾かすというこれまでの治療では、上皮細胞の移動も阻まれるため、再生は遅れ、キズあとが残る原因にもなる。さらに、ガーゼはキズにくっつきやすいので、ガーゼ交換の際、新たに再生した皮膚をはぎとってしまうというデメリットもある。

一方、消毒剤については、細菌だけでなく、キズを治すのに必要な細胞まで殺してしまうのが問題だ。「消毒をしなくて本当に大丈夫?」と心配な人もいるだろうが、キズ口に感染を起こすためには多大な量の細菌が必要なので、通常は、水道水でよく洗い流して菌を減らせばよいという。ただし、ごく少ない細菌でも、キズ口に異物などがあると感染が起こることが知られているので、ごみや異物はよく洗い流すことが大切だ。


▼新しい治療法を応用した絆創膏も登場
新しいキズの治療法で、ガーゼの代わりに使うハイドロコロイド素材は、親水性と疎水性のポリマーから成る被覆材で、キズを覆って適度な湿潤環境を保つことができる。

昨年には、これまで医療現場で使われてきたハイドロコロイド素材を、初めて一般家庭用のキズケア製品として絆創膏に応用した商品も登場。浅い小さなキズなら、新しい治療法が家庭でも行えるようになった。この絆創膏は、「治癒の促進」「痛みの軽減」「湿潤環境の維持」が効能・効果として承認されたという点でも、日本では初めてだという。

最後に、ガラスの破片や砂など小さな異物が取りきれないとき、動物にかまれたとき、ズキズキと痛むとき、出血が止まらないとき――などは、医療機関へ行くことが勧められる。化膿しそうなキズ、化膿してしまったキズにもこの治療法は適さないことも覚えておこう。

(出典:nikkeibp.jp健康)