成績主義、行き場なきガン末期患者
ひどい大学病院、医師がいたものです。
患者を絶望させることが一番してはいけないことだと思います。
故人のご冥福をお祈り申し上げたいと思います。
天才心臓外科医、外山雅章先生の書いた<a href="http://plaza
.">「頼れる医者に出会いたい」</a>を読み始めました。
はじめにを読んだだけでも今回の大学病院の実態が容易に想像できます。
はじめにの抜粋
日本は、欧米先進国並みの医療体制が整っている病院はごく少数だし、
優れた医師も数少ない。
多くの医師の水準が低いことと、病院のシステムが不備であることが大きな原因である。
医師の教育制度が貧困だからである。
医学部在学中も、卒業してからの臨床教育も研修内容も、極めて不十分なのだ。
信頼するに足る数少ない医師は、本人たちの努力によってのみ築かれている。
医療改革に一人でも多くの人が関心を持ち、現状の医療の中で自分の頼れる医者を
見つける努力をしていただきたいと思う。
世界で一番?安心して治療を受けられない日本ですが、国民皆保険に甘やかされて
健康オンチ、病気予防に関心のない人が多すぎます。
今のままでは、いずれ生活習慣病になって一生治療しながら亡くなる運命が
ほぼ決まっているというのに。
何事も予防に勝る治療なしです。
いずれ要約をフリーページに書きたいと思っています。
関心のある方はぜひ、お読みください。
関連フリーページ
<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/3021
">最先端のガン代替療法</a>
私の最新関連楽天日記
<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/200504220002/
">部局を超えてがん対策に取り組みへ 厚労省</a>
<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/200504200000/
">ライフスタイル改善と早期検診でガン発生率を低下</a>
<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/200502200000/
">がん拠点病院を大量指定、質向上には“落ちこぼれ”対策が急務</a>
<A href="http://plaza.rakuten.co.jp/wellness21jp/diary/200502020000/
">最新のがん情報サイト</A><BR>
*************************************************************
「1か月後には食事がとれなくなり、その後に吐血が始まります。桜の花を見ることはできないでしょう」
西日本に住むA子さん(34)は昨年末、がんの診察を受けた大学病院で、医師からそう宣告された。今年初め、知人を介して彼女の家族から相談を受けた私は、あまりにも無神経な余命告知に憤りを感じた。
だが、この医師は、さらに驚くべきことを口にしていた。「もう、うちの病院では治療はできません。治療成績も下がるし……」――。
治すことが難しい患者を治療しても評価されず、逆に、「5年生存率」や「平均在院日数」といった治療成績の指標となる数値が悪くなる、というのだ。
腰痛が気になっていたA子さんは昨夏、近所の総合病院で検査を受け、腎臓付近にトマト大の腫瘍(しゅよう)が見つかった。手術で摘出すると、どの臓器から発生したのか分からない特殊ながん細胞が認められ、「原発不明未分化がん」と診断された。抗がん剤治療を受けたが、3か月で再発。「とても手に負えない」と判断した主治医に紹介されたのが、大学病院だった。
「大病院にも拒否された患者は、どこに行けばいいのですか」。家族の訴えに、私は困惑した。がん専門病院や大学病院こそが、特殊ながんや、高度な治療が必要な患者を診てくれる場所だと思っていたからだ。
しかし、現実は違っていた。流行の「ランキング本」上位の有名病院でも、「成績が下がる」と突き放された進行がんの患者がいることを知った。まだ治療法があるのに、「もう治療法はない」と、がん専門病院に切り捨てられた患者にも、たくさん出会った。こうした“がん難民”が行き場を失う一方で、大病院では治療成績を上げるため、手間がかからず治癒が期待できる患者ばかりを診療しようとする傾向が出てきたのだという。
冗談ではない。そんな「好成績」に、何の意味があるのだろう。治療が困難な患者に対しても、本人の希望に沿いながら適切な対応をするのが、大病院や専門医の役割ではないのか。
確かに、最近の“成績”をもてはやす風潮が、大病院や医師を委縮させ、難しい患者を診る意欲を奪っている面もある。患者側にも数字を見る目を養う必要はあるが、医療界が診療の「中身」を評価する成績の出し方を示すなどして、状況を改善していくのが筋ではないのか。
A子さんはその後、ショックのあまり非科学的な治療法にすがったが、やはり桜が咲く前に、幼い子供を残して亡くなったという。
こんなことがあっていいのだろうか。彼女の無念を思うと、涙が止まらなかった。
(出典:読売新聞)