スポーツのけが 中高年ご用心
健康の3大要素、食事、運動、休養。
運動にスポーツを取り入れる人は多いですが、
スポーツの副作用にも目を向けて最適なケアをしないと、
何のためのスポーツかわからない怪我、故障、最悪は死を招きます。
スポーツの最大の副作用は、過剰な活性酸素により身体の酸化であり、
的を射た活性酸素対策をしないと、早老、早死にを招く。
使い過ぎにによる故障、怪我も十分な配慮が必要です。
という私も、トレーニングし過ぎ、怪我をしてもトレーニング
したりというかつてのムリがたたり、左肩の古傷が再発、
好きなスキーもできない。
お互いに気をつけましょう。
***********************************************************
◆誤った筋トレ 頑張りすぎ
中高年のスポーツ熱は高まるばかりだが、誤ったトレーニングや「熱中し過ぎ」で、思わぬけがを負うケースが増えている。
▼ストレッチ十分に 痛み続くなら病院へ
東京都内のAさん(60)が会社を定年退職したのは昨年末。待ちわびた「ゴルフざんまいの生活」をより充実させようと、筋力強化に取り組むことにした。
自宅近くのスポーツジムでトレーニング計画を作成。ところが、体力測定を兼ねた初日のトレーニングで右肘(ひじ)が悲鳴を上げた。
整形外科医の診断は「ゴルフ肘」。肘が炎症を起こし、少しねじっただけで痛みが走った。すぐに治療を受けたため、来月にはゴルフを再開できそうだが、ゴルフ肘がゴルフではなく、事前のトレーニングで発症した皮肉に、Aさんは「年を忘れて張り切り過ぎてしまった」と苦笑する。
Aさんが通う八王子スポーツ整形外科(東京都八王子市)には、プロ選手を含む約170人の患者が連日訪れる。このうち約4割が中高年で、目立つのが「ジムのトレーナーが作成した計画で負傷するケース」と院長の間瀬泰克さんは語る。
神奈川県内のB子さん(62)は4年前、庭の草刈り中に右の股関節(こかんせつ)に痛みを感じた。スポーツジムで「筋肉を付ければ関節への負担が軽くなる」と言われ、足腰の筋力トレーニングを週1回と、週3回の軽いエアロビクスなどを3年半続けた。
ところが、痛みは増すばかり。今年2月、同整形外科で受けた検査で、右股関節が変形していることが分かった。過剰なトレーニングが原因だった。
内科医などの何気ないアドバイスが、けがを招くこともある。糖尿病や高血圧などの場合、医師は「できるだけ歩くこと」を勧めるが、「毎日欠かさず実行したため、膝(ひざ)に水がたまったり、関節を痛めたりする人も少なくない」と間瀬さんは指摘する。
関節の軟骨は、加齢と共にすり減っていく。すり減りやすい部分には個人差があり、ウオーキングや自転車こぎなど、体への負担が比較的軽い運動でも、けがの原因になることがある。
個々の体の状態にあった運動計画の作成が必要だが、医学的知識を十分身につけたトレーナーや、適切な運動を指導できる内科医は少なく、現状では、自分の体は自分で守るしかない。
間瀬さんは「けがを防ぐには、何よりも頑張り過ぎないこと。体を動かす前と後のストレッチングを念入りにして、痛みを感じたら、スポーツのけがに詳しい整形外科をすぐに受診してほしい」と呼びかける。
▼「中毒」かも
「頑張り過ぎ」の弊害が特に出やすいのがマラソン。酷使した膝の関節が痛む「ランナー膝」など、足に故障を抱える中高年ランナーが増えている。
順天堂大整形外科教授の黒沢尚さんは「40歳代でマラソンを始めても、50歳代半ばくらいまでは、走れば走るほど記録は伸びる。きちょうめんな人ほど、目標タイムに拘束されて走り過ぎてしまう」と話す。
医学専門紙「メディカルトリビューン」は1月、ドイツのスポーツ心理専門医が作成した「スポーツ中毒診断の問診表」を紹介した。「具合が悪くてもスポーツをする」「2日間練習しないと不快」「スポーツは私の生活そのもの」などの9項目のうち、該当項目が多いほど深刻な「中毒」というわけだ。
適度な運動が心身の健康に役立つことは間違いないが、やりすぎの傾向がある人はまず「自分は何歳なのか」を振り返る必要がありそうだ。
●スポーツのけがを防ぐポイント(間瀬さん、黒沢さんによる)
1 ジョギングの前後各15分間、関節や筋肉を伸ばすストレッチングを念入りに行う。
テニスやバレーボールなどでは、アキレスけんやふくらはぎを十分に伸ばす
2 スポーツ経験者は過信が禁物。若いころとは違うことを肝に銘じて取り組む
3 スポーツは継続が大切。でも、頑張り過ぎは逆効果
4 体に違和感を感じたら、休息や練習メニューを変えることが肝心
5 痛みは体のサイン。痛みが和らぐことなく持続したり、悪化したりする場合は、できるだけ早く受診を
(出典:読売新聞)
運動にスポーツを取り入れる人は多いですが、
スポーツの副作用にも目を向けて最適なケアをしないと、
何のためのスポーツかわからない怪我、故障、最悪は死を招きます。
スポーツの最大の副作用は、過剰な活性酸素により身体の酸化であり、
的を射た活性酸素対策をしないと、早老、早死にを招く。
使い過ぎにによる故障、怪我も十分な配慮が必要です。
という私も、トレーニングし過ぎ、怪我をしてもトレーニング
したりというかつてのムリがたたり、左肩の古傷が再発、
好きなスキーもできない。
お互いに気をつけましょう。
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◆誤った筋トレ 頑張りすぎ
中高年のスポーツ熱は高まるばかりだが、誤ったトレーニングや「熱中し過ぎ」で、思わぬけがを負うケースが増えている。
▼ストレッチ十分に 痛み続くなら病院へ
東京都内のAさん(60)が会社を定年退職したのは昨年末。待ちわびた「ゴルフざんまいの生活」をより充実させようと、筋力強化に取り組むことにした。
自宅近くのスポーツジムでトレーニング計画を作成。ところが、体力測定を兼ねた初日のトレーニングで右肘(ひじ)が悲鳴を上げた。
整形外科医の診断は「ゴルフ肘」。肘が炎症を起こし、少しねじっただけで痛みが走った。すぐに治療を受けたため、来月にはゴルフを再開できそうだが、ゴルフ肘がゴルフではなく、事前のトレーニングで発症した皮肉に、Aさんは「年を忘れて張り切り過ぎてしまった」と苦笑する。
Aさんが通う八王子スポーツ整形外科(東京都八王子市)には、プロ選手を含む約170人の患者が連日訪れる。このうち約4割が中高年で、目立つのが「ジムのトレーナーが作成した計画で負傷するケース」と院長の間瀬泰克さんは語る。
神奈川県内のB子さん(62)は4年前、庭の草刈り中に右の股関節(こかんせつ)に痛みを感じた。スポーツジムで「筋肉を付ければ関節への負担が軽くなる」と言われ、足腰の筋力トレーニングを週1回と、週3回の軽いエアロビクスなどを3年半続けた。
ところが、痛みは増すばかり。今年2月、同整形外科で受けた検査で、右股関節が変形していることが分かった。過剰なトレーニングが原因だった。
内科医などの何気ないアドバイスが、けがを招くこともある。糖尿病や高血圧などの場合、医師は「できるだけ歩くこと」を勧めるが、「毎日欠かさず実行したため、膝(ひざ)に水がたまったり、関節を痛めたりする人も少なくない」と間瀬さんは指摘する。
関節の軟骨は、加齢と共にすり減っていく。すり減りやすい部分には個人差があり、ウオーキングや自転車こぎなど、体への負担が比較的軽い運動でも、けがの原因になることがある。
個々の体の状態にあった運動計画の作成が必要だが、医学的知識を十分身につけたトレーナーや、適切な運動を指導できる内科医は少なく、現状では、自分の体は自分で守るしかない。
間瀬さんは「けがを防ぐには、何よりも頑張り過ぎないこと。体を動かす前と後のストレッチングを念入りにして、痛みを感じたら、スポーツのけがに詳しい整形外科をすぐに受診してほしい」と呼びかける。
▼「中毒」かも
「頑張り過ぎ」の弊害が特に出やすいのがマラソン。酷使した膝の関節が痛む「ランナー膝」など、足に故障を抱える中高年ランナーが増えている。
順天堂大整形外科教授の黒沢尚さんは「40歳代でマラソンを始めても、50歳代半ばくらいまでは、走れば走るほど記録は伸びる。きちょうめんな人ほど、目標タイムに拘束されて走り過ぎてしまう」と話す。
医学専門紙「メディカルトリビューン」は1月、ドイツのスポーツ心理専門医が作成した「スポーツ中毒診断の問診表」を紹介した。「具合が悪くてもスポーツをする」「2日間練習しないと不快」「スポーツは私の生活そのもの」などの9項目のうち、該当項目が多いほど深刻な「中毒」というわけだ。
適度な運動が心身の健康に役立つことは間違いないが、やりすぎの傾向がある人はまず「自分は何歳なのか」を振り返る必要がありそうだ。
●スポーツのけがを防ぐポイント(間瀬さん、黒沢さんによる)
1 ジョギングの前後各15分間、関節や筋肉を伸ばすストレッチングを念入りに行う。
テニスやバレーボールなどでは、アキレスけんやふくらはぎを十分に伸ばす
2 スポーツ経験者は過信が禁物。若いころとは違うことを肝に銘じて取り組む
3 スポーツは継続が大切。でも、頑張り過ぎは逆効果
4 体に違和感を感じたら、休息や練習メニューを変えることが肝心
5 痛みは体のサイン。痛みが和らぐことなく持続したり、悪化したりする場合は、できるだけ早く受診を
(出典:読売新聞)