こんにちは、夫婦カウンセラーの安東秀海です。
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結婚、パートナーシップについて書いています。
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「彼の付属品にはならない。彼を付属品にもしない。」
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あなたにとってパートナーがとっても大切な存在であるなら、パートナーにとっても自分が同じく特別な存在であって欲しいと思うはずです。
恋愛も夫婦関係も、相手を他の誰よりも特別扱いすることを前提に成り立っている、という部分があります。
その最たるものが、結婚。
世界でひとり、この人だけを特別扱いする、って公に約束をするそれが結婚。
責任重大ですよね。
そして、そんなに大切で、特別な存在であるパートナーだから、
彼が私の人生のすべて。と、
時々、私たちはそんな勘違いをしてしまう場合があります。
この何がいけないの?と思うかもしれませんね。
確かに愛の言葉としてはロマンチックでいいのだけれど、これをそのまま人生に投影してはいないでしょうか?
例えば今日が、パートナーにとって人生最悪の日であったとしても、あなたの今日を、人生最悪の日にする必要はないし、何の後ろめたさも感じる必要はありません。
同じく、もしもあなたが今日、どうしようもないくらい、ツラく悲しい一日を過ごしていたとしても、パートナーの人生は昨日と同じように終わっていくものです。
もちろん、大切な相手が悩んでいると、同じように心は痛むし、パートナーにもそうであって欲しいと思うもの。
けれど、
私たちが歩いているのはそれぞれの独立した道であって、お互いに影響はしあっていても、相手がいなければ成立しないというのは、やっぱりどこか違う。
ふたりは別の人生を生きている。
まずここにひとつ、境界線を引いておくことが大切だと思います。
そのうえで、
パートナーは自分にとってどんな存在で、パートナーにとって自分はどんな存在になりたいのか?
を、考えておく。
それぞれがそれぞれの人生をいちばん近くで支える存在でありながら、それぞれが独立した個人として自立している。
「あなたのいない人生なんて考えられない」
と感じられるほどの出会いを果たしたからこそ、自信を持って自分の道を、歩くこともできるのだと思うのです。
彼の人生の付属品にはならない。
彼をあなたの人生の付属品にもしない。
ふたつの異なった人生を掛け合わせることでしか生まれない人生が、
そこから生まれてくることものだと思います。
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