燻し加工

銀の表面に硫化化合物を用いて全体を黒く変色させ、
変色効果を与える化学的な加工です。

元々銀は何もしない状態でも、
空気中に微量に含まれる硫化水素に反応し黒くなります。

この性質を利用し、人工的に変色させ、(硫化とも言います。)
凹凸の陰影をはっきりさせたり、アンティーク感を出したりと、
デザインにより広がりをもたせる事が出来るので、
様々な商品に用いられています。

また、この加工は大昔から行われている技法で、
古美(ふるび)仕上げとも呼ばれています。

こちらは耐食性を高める為に銅・銅合金めっきなどを行った後、
表面を硫化処理などで黒色に着色し、
研磨による部分的な除去を行うことで、

黒の濃淡やぼかしの色調がめっきの赤色などと調和して、
古びた味わいが際立つのが特徴です。

インテリアや装飾品、美術工芸品、ジュエリーと、
幅広い分野で欠かせない技法として重宝されているようです。

ちなみに、燻し処理は金属の特性上の理由から、
ゴールド製品やプラチナ製品では、
変色しにくい為燻し処理ができません。

金、銀それぞれにも金属としての特質があり、
本当にそれぞれの良さがありますね。
 

弊社燻し加工の自社製品はこちらです

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      FM-P-000061

      FM-P-000060

 

 

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