ムスコが不登校のときのことを振り返って言っていた、印象に残る言葉。

 

「あの日々があってよかったよ。必要な日々だった。」

「あの時は、何も考えることができなかった。考えることすらしんどかった。ただ寝ているだけでもね。」

 

彼の中では、すっかり整理されて、ふりかえることができる過去になったようです。

「家にいたおかげで、家事の腕も随分上がったしね。」

とも言っています。

 

ムスコ、すっかり料理上手になり、パンもウドンも小麦粉から作れます。

家庭科の裁縫では、学年で一人だけ満点だったそうです。

玄関の壁紙も張りなおしてくれました。

もともと手先が器用なので、すっかり家事は特技になりました。

 

でも、学校については

「今も、辛いと思うこともあるよ」

と、言っていました。

 

でも、それでも、ムスコがワタシにそれを言ってくれるようになったことが嬉しいです。

ワタシも、あの日々に今は感謝ができます。

辛かったけどね。