おかあさん登りしてご挨拶です。
「ご訪問ありがとうございますです。」
今回のテーマは
ちょっと無理矢理の 「ワンコ」 です。
先日妻と奥秩父をドライブして
「三峰神社」 を訪ねてきました。
ここは 「山犬」つまり「オオカミ」が
神のお使いとして祀られているので
ワンコ好きのオヤジとしては
アンテナが反応しまして・・・。
もともと私共は
神社や仏閣を見て廻ったり
その写真撮ったりが好きで
でもその歴史とか由緒とかは二の次で
一番は本殿・山門などの建物や
その装飾彫刻や仏像などの
『人の手による作品』 を鑑賞したくて・・・。
そしてお目当ての
『お犬様』
この神社は日本武尊(ヤマトタケル)が
イザナミ、イザナギの両尊(みこと)を
お祀つりしたのが始まりだそうで
その時ここまで道案内をしたのが
『お犬様』 といわれる 『山犬』
つまり
『オオカミ 』
この奥秩父あたりは 『オオカミ』 を神の使いとしてあがめる 「お犬様信仰」 が今でも息づいているそうで、『山犬』 をお祀りする神社がこの近辺に多数あるそうです。
道案内よろしく 『山犬』 様が境内のあちこちに
チョーカッコイイ 『山犬様』
おやおや こんなとこにも山犬様
日本には古来よりヒノキの樹皮を重ね葺きする 『檜皮葺(ひわだぶき)』 という屋根工法があります。三峰神社の境内の社殿の屋根の構造が、この 『檜皮葺(ひわだぶき)』 の土台となる部分ででよく見られる、薄いひきわり板を重ねた技法(しかも二重で)で作られていることに驚きました。
ヒノキやスギノキは山の神が宿る神木として古来より日本では敬われてきましたが、この三峰神社にもこれらの苗木を奉納し山に植林するという儀式が昔からあるようで、その献上碑が境内に何本も立っていました。
そこから想像するに
今でこそ金(かな)葺きの屋根ですが
その昔はこの 『檜皮葺(ひわだぶき)』
だったのではないかと
勝手にロマンに浸ってしまいました。
この境内の全ての社殿が
『檜皮葺(ひわだぶき)』 の姿を
想像するだけでも
ちょっと幸せな自己満足に浸れます
想像でなくオヤジの妄想です
巡路最後に
奥宮のある妙法ヶ岳を望む
『遥拝殿』 で一息。
そこからの眺望・・・一番右の頂が妙法が岳
雄大なお山の景色を堪能できます。
ということで
私にとっては見どころ満載で
大満足の参拝でした。
おみやげの
『小影守り』と
ブルガダ症候群なんでやはり
車の運転には注意しなくてはいけないんで
『八方睨み交通安全ステッカー』
これからは山犬様にも見守ってもらいます。
もしかしてベルが山犬様になっているかな。
「山犬様の真似をしましたです。」
「どうだ!こわいだろ~~~」
「ハイハイッ」
今回も長い記事にお付き合いいただきまして
ありがとうございました。
ちなみにワンコジャンルの方へ
三峰神社ではワンコと一緒に
境内へ入ることは出来ません。
駐車場から百メーターほど登った
大鳥居までとなります。
ワンコはお留守番ですね。