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僕の人生最大のおデブだった時の姿でご挨拶
こんにちはでございますですブゥ。。。
今の会社にお世話になってもう丸５年
６年目を無事に迎えることができました。
このブログのタイトルの通り、この５年の間にブルガダ症候群によるS-ICD体内埋込手術を受けて、それでもお仕事を続けてこれたのは、とりもなおさず会社の皆様のお心遣い以外ありません。
昨年定年後の再雇用となりました。やる仕事自体は何もかわりませんが、若者が新たに入社してきて、若い衆はこれからこの会社を何十年と担って行くので、微力ながら私も応援できればと。
そんな中先日
３０代なかばの若い職人が会社を退職しました。
仕事がいやになってやめた訳ではなく、新たな人生を踏み出したのです。父親のあとを継ぐ形ではありますが、大工職人として修業を始めるとのこと。
彼も私も中途採用でしたが、実は入社が一か月も違わない 「同期」 。彼の部署は『塗装』。右も左もわからない者どうしで情報交換などしてもらえて 最初から私みたいなオヤジとも仲良くしてもらいました。
そして私の部署で作った部材を彼が引き受ける役目となった二年程前からは、お仕事の段取りや規格のすり合わせや出荷のタイミングなど、業務全般にわたってのお付き合いとなってました。
そんな付き合いのなかで、彼の仕事に対する情熱と、状況を判断して段取りをつけてゆく手配力と、周りの人への気遣いを基にした采配力を感じるようになりました。ある意味、「上に立つ人間」の要素を持ち合わせている若者だなと。
ひと月ほど前退社のことを私に話に来た時、父親の仕事を継ぐといっても仕事自体をみずから獲得しなくちゃならない立場になることへの不安が入り混じっていたようで、でもこればっかりは周りがどうこう出来ることではない。飛び込むしかない。
でも彼ならきっとやってのけるし、以前の記事でも記しました通り日本のモノづくりをこれから背負ってもらうに十分な力を持った若者です。
再び会うことはまずないと思うこの若者の門出を、桜の咲くこの季節にお祝いしたいと思います。
彼の趣味は車いじり。３０年程前のマークIIをカッコよくカスタマイズして楽しんでいます。 実は私が若いころ先輩から２万円で買たマークIIを乗っていたので、そんなことでも話をさせてもらいました。私はマークIIのエンブレムが大好きで、前職の非鉄金属加工のお仕事がらみでエンブレムとロゴをモチーフにした何かを自分用に作りたいなと当時思ってたんですが、結局そのままとなってたのを思い出して、今回彼への餞別としてキーリングを作って退社日に渡しました。
「一生大切にします！！！」
と最後には笑顔で元気に言ってくれたのが本当に嬉しかった。
職人としてだけでなく、経営というかじ取りも彼ならきっとうまくこなしてゆくでしょう。いかんなく力を発揮して日本一の職人になってください
僕たちも応援しているよ～
ふれー！フレー！ワン！Wanｎ！
