世界一美しいカフェ:ウィーン美術史美術館③ | それでも旅に行きますか?

それでも旅に行きますか?

旅行での失敗談、体験談そして、感じたことを綴ってます。海外でも、日本でも「暮らすように旅をしたい」と願ってます。その土地の人とのふれあい、感じた思いを共有できたらなっと思っています。

ウィーン美術史美術館を見学した後は、世界一美しいカフェで、くつろげる楽しみがある。

が、私たちの通された席は、窓際だった。

残念!中央のソファーで天井見ながらって訳にはいかなかった。

 

場所的には、この写真↓の柱の影。

でも、窓の外には、マリアテレジアの像と、双子の建物、自然史美術館が見える。

中庭の植木も、ちゃんと手入れされているからね。

これも悪くない。負け惜しみかな?

 

カフェには、宝石箱のようなショーケースがあった。

彩り鮮やか。

特に、ベリーのケーキが魅力的!!

 

そして、さらにスウィーツ好きの観光客を刺激するよなディスプレイ。

大理石の柱に、赤いバラ。その前には、ケーキが並ぶ。私にとっては、夢のよう!!!これにする!!

 

メニューとか見なくてもいいよね。

すると、「私が食べたいケーキリスト」に入っていた「Apfelstrudel(アプフェルシュトュルーデル)」があった。

それが、なんと、この夢のようなディスプレイのケーキだった。

やった、今度こそ、確実に、自分の意思で、自分の好きはケーキを注文できる。

 

さらに、驚くことに、連れが、なんと「シシィトルテ」を注文すると言っている。スウィーツ初心者の連れが、積極的に選んだケーキ。それは、「シシィトルテ」という名の、チョコレートケーキ。

 

このケーキの特徴は、「スミレの砂糖漬け(砂糖菓子)」が、「スズメの涙」程度に、ケーキの上に添えられている。そして、シシィーの顔つきチョコレート。それだけなのだけど・・・。

 

私は、このチョイスを聞いて、「え?頼むの?私に協力してくれるのは、嬉しいけど、他にも美味しそうなのあるよ、ショーケース、見てくれば?」っと、暗に、「違うケーキを頼め」と上手に促したつもりだった。

 

しかし、連れは「ここにきて、シシィ(オーストリア皇后・エリザベートの愛称)のケーキを食べない訳にはいかいない」っと変な覚悟を決めている。

 

ふーん、まぁ、いいか。

 

さて、私の運ばれてきたApfelstrudel(アプフェルシュトュルーデル)。

メニューにあるように、暖かいカスタードソースが添えてある。

 

ソースをかけると・・・・。

これまた、うんまい!やっと、自分のオーダーしたケーキが、「これが、あのケーキだよな・・・」っと疑うことなく食べることができた、充実した瞬間だった。

 

ちなみに、この美術史美術館のカフェも、ディカフェはなかったので、私は、炭酸水をお願いした。

 

こちらは、連れのシシィトルテ。

シシィーの顔の横に、ちょっとだけ紫色が見えますか?それがスミレのスミレの砂糖漬け(砂糖菓子)。

 

味は、「甘い」・・・オンリー。

 

「シシィーの顔は、僕には食べることができないよ、食べて」っと連れは、私にチョコをすすめてくれた。

 

でもさ、ただのチョコなのに、「顔」とか言われると、私だって、人の顔は好んで食べてくないよ・・・。でも食べるけど。

 

この時対応してくれた、カフェのスタッフは、ちょっとナイスミドルな感じの方だった。私たちにも、気さくに声をかけてくれて、楽しい時間を過ごせた。

 

美術館を去る時もなぜか名残惜しく感じる、この雰囲気。

ウィーンに来たら、また行きたい場所だ。

 

では。