ウィーン美術史美術館を見学した後は、世界一美しいカフェで、くつろげる楽しみがある。
が、私たちの通された席は、窓際だった。
残念!中央のソファーで天井見ながらって訳にはいかなかった。
場所的には、この写真↓の柱の影。
でも、窓の外には、マリアテレジアの像と、双子の建物、自然史美術館が見える。
中庭の植木も、ちゃんと手入れされているからね。
これも悪くない。負け惜しみかな?
カフェには、宝石箱のようなショーケースがあった。
彩り鮮やか。
特に、ベリーのケーキが魅力的!!
そして、さらにスウィーツ好きの観光客を刺激するよなディスプレイ。
大理石の柱に、赤いバラ。その前には、ケーキが並ぶ。私にとっては、夢のよう!!!これにする!!
メニューとか見なくてもいいよね。
すると、「私が食べたいケーキリスト」に入っていた「Apfelstrudel(アプフェルシュトュルーデル)」があった。
それが、なんと、この夢のようなディスプレイのケーキだった。
やった、今度こそ、確実に、自分の意思で、自分の好きはケーキを注文できる。
さらに、驚くことに、連れが、なんと「シシィトルテ」を注文すると言っている。スウィーツ初心者の連れが、積極的に選んだケーキ。それは、「シシィトルテ」という名の、チョコレートケーキ。
このケーキの特徴は、「スミレの砂糖漬け(砂糖菓子)」が、「スズメの涙」程度に、ケーキの上に添えられている。そして、シシィーの顔つきチョコレート。それだけなのだけど・・・。
私は、このチョイスを聞いて、「え?頼むの?私に協力してくれるのは、嬉しいけど、他にも美味しそうなのあるよ、ショーケース、見てくれば?」っと、暗に、「違うケーキを頼め」と上手に促したつもりだった。
しかし、連れは「ここにきて、シシィ(オーストリア皇后・エリザベートの愛称)のケーキを食べない訳にはいかいない」っと変な覚悟を決めている。
ふーん、まぁ、いいか。
さて、私の運ばれてきたApfelstrudel(アプフェルシュトュルーデル)。
メニューにあるように、暖かいカスタードソースが添えてある。
ソースをかけると・・・・。
これまた、うんまい!やっと、自分のオーダーしたケーキが、「これが、あのケーキだよな・・・」っと疑うことなく食べることができた、充実した瞬間だった。
ちなみに、この美術史美術館のカフェも、ディカフェはなかったので、私は、炭酸水をお願いした。
こちらは、連れのシシィトルテ。
シシィーの顔の横に、ちょっとだけ紫色が見えますか?それがスミレのスミレの砂糖漬け(砂糖菓子)。
味は、「甘い」・・・オンリー。
「シシィーの顔は、僕には食べることができないよ、食べて」っと連れは、私にチョコをすすめてくれた。
でもさ、ただのチョコなのに、「顔」とか言われると、私だって、人の顔は好んで食べてくないよ・・・。でも食べるけど。
この時対応してくれた、カフェのスタッフは、ちょっとナイスミドルな感じの方だった。私たちにも、気さくに声をかけてくれて、楽しい時間を過ごせた。
美術館を去る時もなぜか名残惜しく感じる、この雰囲気。
ウィーンに来たら、また行きたい場所だ。
では。