以前、定時で帰る女性が主人公のドラマがありました。
あれ、日々の私の姿のようです
なるべく残業はせず、帰宅します。
20代の会社員時代から、1人職の仕事がら、また理解ある職場に恵まれ、ありがたいことです。
「わたし、残業する人は仕事ができないと思っているから」
新卒で入った会社の女上司に、
そう言われたのは、勤め始めてすぐのころ。
とても気の強い方で（笑）
当時パワハラ、なんて言葉はなかったけれど、
厳しいことばや態度、わがままに振り回されて
若かった私は、心折れておりました
仕事のスピード
電話の取り方
態度
仕事の進め方
上司への報告
スケジュール管理の仕方
細かいダメ出しで、徹底的に叩かれたので
今でも
「こんな仕事っぷりじゃ、Kさんに叱られる！！」
って身を引き締めることもしばしば・・・
Kさんに会うことはないというのに
あれから2〇年経ち
振り返れば、あーんなに怖くていやだったのに
転職した先で、電話対応を褒められたり、上司のスケジュール管理を任されるようになったりと、
Kさんに鍛えられたな
ありがたいなって思えることもたくさんあるんです。
「わたし、残業する人は仕事ができないと思っているから」
そう言っていたKさん。
思えばKさんが残業してるところは見たことがありません。
自分でも、スケジュールを立て
時間内に仕事をこなし
必要であれば、朝早くからきて仕事をしていました。
仕事柄、定時で上がりやすいのはあったでしょう。
でも、本人も努力をしていたのだと思います。
そして、上司が早く帰るから、
下の人間も帰りやすい。
正直、理不尽な思いもしたけれど…
違う側面があると、思い図れるようになったのは
私も年を取ったからかもしれません
厳しいだけの人も
魅力がない人もいない。
返せば
人は優しく、魅力的ってことですね。
