お仕事やら家事やらで、なんだか浮かばれない(>_<)といじけていた先日、ずいぶん前に放送された、NHKの「プロフェッショナル」の料理研究家、栗原はるみさんの回を深夜、一人で片付けをしつつ観ました(*^^*)



栗原はるみさんをご存知の方も、多いと思いますが…
ニュースキャスターだった、栗原礼二さんの奥様で、主婦から料理研究家になった方(*^^*)
数年前には、世界グルマン料理本賞でグランプリを受賞し、カリスマ主婦から、さらにスーパーカリスマ主婦に!
著者累計発行部数が2000万部を超える、日本を代表する料理研究家です。


そんなすんごい方なのに、テレビや雑誌でお見かけすると・・・
飾らない人柄と、主婦ならではの視線、家族を思いやる愛情溢れる料理。
私も大ファンです!


そんな、栗原はるみさんが出演した「プロフェッショナル  仕事の流儀」。
2年以上前の放送を録画したものですが、何度観たかな??


気持ちをリセットしたい時に、よっしゃー!ってみることがおおいです。





特に印象に残っているのは、栗原さんが発行する雑誌に掲載するリンゴのパイ、タルトタタンのレシピがなかなか決まらず、何度も試作を繰り返す場面。


作り方を見直し、試作を繰り返し、それでもまだまだ!と妥協しない栗原はるみさん。


やっと、レシピが決まったかな?と思いきや、編集のギリギリの日に、最後の試作をします。


試食して、甘すぎる、と一言。。

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立ち会っていたスタッフ?の女性二人は、口を揃えて
「美味しいですよ」
というけれど。。。
見た目も、とっても美味しそうだけど。


栗原さんは、妥協しません。

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     食感が違う

結局、雑誌にはリンゴのおすすめ種類と一言を添えて発行することになったのですが。。。


すごいな、栗原さんの姿勢。
美味しいものを届けるために、何度も試作してレシピを変えて、より良いものにしようという熱い思い。
プロだなあ。。。


そう、思っていたら、その時一緒に観ていた夫が一言。

「すごいね!栗原はるみさんて。
 あそこまで、料理家として確立して、成功もして、賞もとって。。。
 そうなると、周りの人間が栗原さんに意見を言うなんて、難しくなると思う。
 そんな状況で、自分自身でだめだしして、高めようとするなんて、やっぱり一流の人はすごい」


なるほど~え゛!
男の人の視線って!
面白いにこ


以来、栗原はるみさんというと、夫と会話した時のことを思い出します。


大人になると、それっておかしいよ!
とか、なんか…本当は違うんだよね。って言えないこと、私もあるし、まわりの方もあると思います。
そして、うーん…と思っても、言われないってことも、あるんだろうなぁ(>_<)

そんなときも、自分の中にぶれない軸があったら、そこに魂を込めたプロの仕事に近づけるのかもしれない。



どんなお仕事でも、人間関係でも、家事でも、ぶれないこころの軸を持つこと。
その時自分ができるベストを、やり遂げること。


改めて思い出させてくれる、深夜の一人テレビ鑑賞(*^^*)←深夜でなくてもいいんだけど



がんばっているつもりなんだけどなあ!
浮かばれない…って、いじけた気分になったのは、どこか甘えがあったから。
よーし、リセット!(๑˃̵ᴗ˂̵)و ヨシ!

ため息な一日の終わりに、優しい刺激をもらった夜でした。



プロフェッショナル 栗原はるみさんの回