「ついているだけ」では安心は禁物!
前回のブログでは、トイレや浴室などの小窓エリアは死角になっている
ケースが多く狙われやすいことや犯人は通常よりも時間をかけられる為、
大変危険であることをお伝えしましたよね。
防犯ガラスやフィルム、格子などで「守る防犯を強化」するようオススメ
しますが、その際に注意していただきたい点を簡単にまとめます。
(守る防犯を含む「住まいの防犯3つの視点」はこちら http://wella-security.com/viewpoint.html)
まずは、格子があるからと言って過信は禁物です。なぜでしょうか?
格子の種類も様々です。防犯性能が脆弱な商品もあることをご存知でしょうか?
例えば、その代表がアルミ縦型面格子。
はっきり言って、ついているだけで防犯性能はほとんどないと言っても過言ではありません。
ねじがむき出しになっていることも多く、外部からドライバー1本で簡単に外せてしまいます。
こんな風に…
また、アルミ素材で強度が十分でないため、素手で簡単にもぎ取ることもできます。
片手でつかむだけでも簡単にたわみます。
結論として… こうした格子は泥棒にとってはある意味、ガラスを割るより簡単かもしれません。
泥棒は下見の段階で私たちの防犯意識をしっかりチェックしています。
「こんなに脆弱な格子が付いていることにも気づいていないのか…。しかも、窓まで開け放しているぞ…」
もしもこうして犯人に目をつけられてしまえば、狙われる確率はかなり高くなると言えるのでしょう。
是非この機会に我が家の格子の防犯性能をチェックしてみてください。
そして、格子が付いているからと言って過信せず、換気や採光などがすんだら
窓は速やかに閉めるようにしてくださいね。