個人情報の管理とは?
年の瀬が近づき、忙しい毎日が続くと、つい防犯がおろそかになりがちです。
その一つに個人情報の管理を上げることができます。
「個人情報」というとまず思い浮かぶのが「住所・氏名・電話番号」などでしょうか。
それで、この年末年始にはポストに郵便物をため込まないよう注意される方も
少なくないでしょう。長期不在前に郵便局に連絡しておくなどの対策は大変有効です。
しかし、今回は少し視点を変えて考えてみたいと思います。
犯人からすると一体何が個人情報となるのでしょうか?皆さんはどう思われますか?
よくよく考えると 「目に見える情報は全て個人情報」! と言えるんです
そうなるとほとんど全てが関係してきますよね。
つまり、家の外観から始まり、隣の家との物理的な距離や家屋の構造、そこにできる死角、所有しているバイクや車、毎日の洗濯物、室内に置いてあるもの等々…
すべてが「個人情報」となり、犯人にさまざまなメッセージを送ることになります。
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室内にどんなどんな対策が実施されているか…という観点だけではありません。
これらを総合的に分析して泥棒は侵入するかしないかを検討します。
さらに在宅時もしくは不在時なのか、何時に決行するのか?侵入・逃走手段は?
単独?複数?などの詳細も決定することになります。
弊社では一貫して「防犯はチームで行う」必要があると強調してきましたが、
厳密にいうと…
チームとは防犯グッズの組み合わせだけで無い!
ということなんです。
郵便物をため込まない、日ごろから顔見知りでなくても積極的に声掛けをする、
ご近所と連携して積極的にパトロールする、ちょっとの外出でもしっかり施錠する、
植木やフェンスなどはある程度見通しを確保する、どの洗濯物をどこに干すか等々…
洗濯物も大切な個人情報の一部ととらえましょう。
「以上の個人情報」 は犯人にあなたは防犯にどのように取り組んでいるのか
について重要ななメッセージを送ることになります。
こうした一見小さなことと思える分野でも、徹底して行っていると、綿密な計画と下見
のもと犯行を虎視眈々と狙っている犯人側からすると、
「防犯意識が高い、スキが無い…諦めよう…」という流れになってくるわけです。
以上は全てコストはゼロ、しかし犯人側からすると非常に厄介な効果的な防犯対策
となります。言い換えると…
「個人情報を徹底して管理する」
=「有効な防犯対策を実施していること」 となります。
年末年始を迎えるにあたり、一度視点を変えてご家族全体で客観的に我が家を見直し、
以上の「個人情報の管理」について話し合ってみるよう心からオススメ致します。