菜々緒、クランクアップを想像して現場で涙…塩野瑛久からはツッコミ「ちょっと早い早い!」<ドラマ 無能の鷹> (24年10月1日 newsYahoo! WEBザテレビジョン)

 

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10月11日(金)より放送スタートする菜々緒主演の金曜ナイトドラマ「無能の鷹」(毎週金曜夜11:15-0:15ほか、テレビ朝日系)。

同作の囲み取材会が9月26日に行われ、菜々緒のほか、共演の塩野瑛久、工藤阿須加、さとうほなみ、高橋克実、井浦新が出席した。

 

【写真】菜々緒&塩野瑛久ら、それぞれ描いたイラストを手に笑顔

 

◆菜々緒が圧倒的無能なヒロインに

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同作は、女性コミック誌「Kiss」(講談社)で現在連載中の「はんざき朝未」による同名コミックを実写ドラマ化した、超・脱力系お仕事コメディ。

(テレビ朝日ドラマ初主演を務める菜々緒)

 スマートな身のこなしに落ち着いた声、自信に満ちあふれているのに謙虚な立ち振る舞い、どこからどう見ても中堅エース級の風格を備えていて、超有能そうな見た目なのに実は衝撃的に無能な主人公・鷹野ツメ子を演じる。

 

◆「この秋ドラマで一番笑ってもらえる作品」「毎日心から腹から笑って撮影してます」

 

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(菜々緒)

 「絶賛撮影中なんですけども、この秋ドラマで一番笑ってもらえる作品が出来上がっているんじゃないかと思っています」と笑顔であいさつ。

 

(鷹野と同期で、不運すぎる社会人生活をスタートさせるひよわな新入社員・鶸田道人(ひわだ・みちと)役の塩野)

 「あまり深く考えずに見ていただけるドラマだなと思っておりますし、その上で自信を持ってお届けできるドラマになっていると思います」とアピール。

「本当に最高のキャストとスタッフと一緒に現在進行系でドラマを作っております」と自信をのぞかせた。

 

(恐ろしく要領が良い鶸田の指導係の営業部中堅社員・雉谷耕太(きじたに・こうた)役の工藤)

 「僕らも毎日心から腹から笑って撮影してますので、それが皆さんに届けばいいなと思います」とにっこり。

 

(優しすぎるがゆえに損をする鷹野の指導係の営業部ベテラン社員・鳩山樹役の井浦)

 「菜々緒さんを筆頭に毎日風通し良く、楽しく撮影ができています」と伝え、それぞれが満足げな様子を見せていた。

 

◆キャスト陣が意外な“無能”エピソードを披露

 

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続いて、今回のタイトルにちなみ、自分を無能だと思ったエピソードを発表することに。

 

(菜々緒)

 「ドラマのクランクインの日にアラームをかけ間違えまして…」と告白し驚かせる。

「午前と午後を間違えてアラームをかけてしまったものですから、盛大に寝坊しました。マネジャーのインターホンで起きて、5分で準備しました」と明かし、撮影には間に合う時間に到着したものの…という初日のうっかりエピソードを披露した。

 

(塩野)

 「極度の方向音痴で…」と話すと、

(営業部の中堅社員で社内CIA・鵜飼朱音役のさとう)

 「っぽい!」との声が。「車の助手席に乗っていると、友だちから『そろそろ地元の近くだけど、ここから道案内できる?』と試されます(笑)」と方向音痴っぷりを明かした。

 

(鷹野を採用した戦犯である営業部の部長・朱雀又一郎役の高橋)

「無能というより無毛(むもう)です!」と力強くコメントし、会場を笑いの渦に包んだ。「“無毛の高”をスピンオフでやってくれないかな?」と話し、さらなる笑いを誘っていた。

 

◆第2話撮影時の菜々緒の涙に塩野「ちょっと早い早い!」

 

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そして取材会では、それぞれの役名に入っている鳥のイラストをフリップに描いて披露する場面も。

描きながらMCからの質問にも答えるというハードモードな時間の中、「菜々緒さん、撮影が終わってしまうことを想像して泣いてしまったと伺ったんですけど…」とプロデューサーからのタレコミが入ると、菜々緒は「本当です」と照れ笑い。

 

「撮影中に最終話の台本が出来上がったという話をいただいて、最後のことを考えたらすごい悲しくなってきちゃいまして、私。泣くのを頑張って堪えていたんですけど、塩野くんがそれをすかさずキャッチして『泣いてる!』ってみんなにアナウンスされちゃって(笑)。でもそこで涙が引っ込みました」とコメント。

 

しかし塩野は「全然涙引っ込んでなかったですよ。全然泣いてました。多分本人は認めないんですけど、目を真っ赤にしながら、目からこぼれないように必死に上を向いていました」と裏側を告白。さらに「本当にびっくりしました。何せ第2話の冒頭を撮っているときだったんです。早いよ?っていう。『ちょっと早い早い!』ってツッコミました」と話し、現場の雰囲気の良さを垣間見せた。

 

◆さとうほなみのイラストの出来に総ツッコミ

 

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タレコミきっかけのトークで盛り上がりを見せたあと、それぞれが真剣に描いた絵をオープン。

 

「ロゴにお手本があったので描きました…」とはにかみつつクールな鷹の絵を披露した菜々緒、

かわいらしい鶸を描いた塩野、

鳩でピースマークを描きこだわりを見せた井浦、

リアリティある雉の絵で周囲を驚かせた工藤、

きらびやかな神獣“朱雀”を描き上げた高橋と、

ハイクオリティなイラストが続々登場する中、皆から「やばい人いる!!」と後回しにされてしまったさとう。

 

「ほなみさんそれ…」「触れずにはいられない」「一筆書きみたいな感じですか?」と総ツッコミを受けると、「皆そんな上手いと思わなかった! 私は全力ですよ」と弁明。「鵜って見たことある?」とさらに詰め寄られると、「メイン回の台本にそれぞれのシルエットが描いてあるんですよね。さっき阿須加くんにシルエットを見せてもらったんです。シルエットは完全にこれなんです!」とイラストの意図を説明する。

 

しかし、「違う違う。(下の)四角いのとか、箱に乗っているんですよ。箱に乗っているシルエットなんですよ。それも鳥の一部だと思ってる(笑)」と勘違いを指摘され、「そういうこと!? なんで箱に乗せるんですか!?」と画伯っぷりを発揮し、会場の笑いを誘った。

 

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最後に、菜々緒が「絶賛撮影中ではあるんですけど、最終回の台本もいただきながら、終盤へと差し掛かっているところでございます。頑張るのが下手になってしまったりとか、ちょっと息苦しさを感じたりしている皆さんの背中を押せるような作品にしたいという思いで、スタッフ・キャスト一同撮影しております。金曜の夜にホッとしていただけたり、元気になっていただけたり、寄り添えるドラマになったらうれしいです。ぜひ楽しんでください」と思いを伝え、取材会を締めくくった。