石井氏、公明代表就任へ 幹事長は西田氏で調整 (24年9月9日 newsYahoo! 時事通信)

 

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写真 石井啓一公明党幹事長

 

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公明党の石井啓一幹事長(66)は18日告示の代表選に立候補する意向を固めた。

 代表は石井氏に決まる見通し。

山口那津男代表(72)は退任し、公明代表は15年ぶりに交代する。

公明は石井氏の後任に西田実仁選対委員長(62)を充てる方向で調整。次代を担う中堅クラスの党幹部起用も検討している。

 

リンク【写真】西田実仁公明党選対委員長

 

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複数の党関係者が9日までに明らかにした。

山口氏は10日に代表選不出馬を表明する見込みで、石井氏は早ければ13日に立候補を表明する。

石井氏以外に立候補の動きはなく、石井氏は代表選告示日に代表就任が確定し、28日の党大会で正式に選出される。 

 

<私見:

公明党内部では数年前から代表交代の予定だったが、石井幹事長の知名度がひくいために、もっとメディアに露出させようと言うことで、山口氏の退任が遅れたという説が以前はあった。

山口さんも60歳前後のころは、さわやかな印象だった。しかし、中国の海洋進出、太平洋覇権論のころから、自公政権が中国批判をやろうとすると、必ず、公明党が反対するようになってから、爽やかさがなくなり人相が悪くなった。

中国のウイグルの人権批判宣言は、弁護士の山口氏が反対できるわけはないのに、創価学会と中国の関係維持のために、足を引っ張る役をやらされたように見えた。また、敵地能力攻撃でも政府だったら反対する理由がないの批判させられた。

米ソ対立時期に、中国共産党はソ連から距離を置く「自立更生路線」になった。つまり、ソ連の要求によって産業を決めるのでなく、国内事情に合うような経済をやろうとした。そのためにソ連との対立が表面化したにもかかわらず、だからといって西側と仲良くするわけにも行かなかった。つまり、国際的に孤立していた。それをみた創価学会の池田大作氏が国際孤立は良くないからといって手を差し伸べ、国際社会と関係を作れるようにしたといわれる。それを中国共産党は大いに感謝し、公明党を厚遇するようになった。

ところが、いまは、立場が逆転し、公明党は中国共産党に、自公政権での公明党の影響力を後押ししてもらうお願いをする立つ場になったようにあたしには見えます。

学会員は池田会長の「絶対平和主義」だから自衛隊の防衛力強化に切実に反対なんです。

自公連立政権なんかやめればいいと思ってる。

だが、公明党の国土交通相のポスト、むかしなら建設大臣で全国各地域の土木事業を決めたり施行業者選択ができるポストがもらえるのは、公明党に好都合です。