SNS情報漏洩で空自トップ「不適切な発信は遺憾」 産経報道、開発中のミサイルの模型も(24年7月11日 産経新聞オンライン無料版)

 

記事

 

(1)航空自衛隊の飛行開発実験団(岐阜)で、開発中のミサイルの模型とみられる画像などの未公開情報が、交流サイト(SNS)を通じて外部に漏洩した問題について、空自トップの内倉浩昭航空幕僚長は11日の記者会見で、「一般に公開されていない情報が不適切に発信されたことは大変遺憾であり、厳正に調査している」と述べた。

 

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内倉氏は会見でSNSの私的利用に関する隊員の教育について、「より実効的かつ具体的な内容に見直すとともに一層強化し、再発防止に向けて徹底する」と述べた。調査時期や投稿者などの詳細は「調査中」とした。

 

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海上自衛隊を中心に特定秘密のずさんな扱いが明らかになるなど自衛隊全体で情報管理が問われていることについて、内倉氏は「国民の信頼、同盟国の信用にも大きく影響を与えるので、より一層、厳格化を図っていきたい」と述べた。

 

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産経ニュースは10日、空自飛行開発実験団の所属と名乗る人物が、SNSアプリ「ディスコード」を通じ、開発中の長射程ミサイルの模型画像や、戦闘機の運用に関わる内容を投稿していたと報じた。

空自は、一般に公開されていない情報をSNSなどで発信することを禁じる内規に違反する恐れを認めつつ、「現時点で秘密に該当するものは確認されていない」としていた。

 

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