阿部サダヲ×芦田愛菜、『マルモのおきて』以来10年ぶり再共演 映画『はたらく細胞』で父娘役(24年7月4日 newsYahoo! オリコン)

 

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(1)「永野芽郁と佐藤健『はたらく細胞』で親子に」

俳優の阿部サダヲと芦田愛菜が、社会現象を巻き起こしたドラマ『マルモのおきて』のスペシャル版『マルモのおきて スペシャル2014』以来、10年ぶりに再共演する。

その舞台となるのは、永野芽郁と佐藤健のダブル主演で実写映画化が発表されて話題沸騰の『はたらく細胞』(12月13日公開)。阿部と芦田は、人間の父と娘を演じる。

 

リンク【動画】映画『はたらく細胞』最新予告映像

 

(2)映画『はたらく細胞』は、清水茜氏の同名漫画と、原田重光氏・初嘉屋一生氏・清水氏が手がけたスピンオフ作品『はたらく細胞BLACK』の2作品を原作に、シリーズ史上初となる“人間の世界”も描く。

 

(3)その人間の世界で、“不摂生にもほどがある父”漆崎茂(うるしざき・しげる)役を阿部。

“健康優良な女子高生の娘”漆崎日胡(うるしざき・にこ)役を芦田が演じる。

体内環境に大きな差がある親子のそれぞれの体内世界で細胞たちがはたらく様子だけでなく、親子を中心とした人間の世界のドラマにも注目だ。

 

(4)久々の共演について、阿部は「娘役の芦田愛菜さんとは久しぶりの共演で、以前は『愛菜ちゃん』って呼んでいたのですが、いまや『芦田さん』ですね(笑)。とても大人になった感じがしました。昔から演技もおしゃべりもお上手でしたが、今回共演して、改めて感心しました。どんどんスキルが上がっている俳優なんだなと、実感しました」とコメント。

 

(5)芦田も「阿部さんと久しぶりに共演することができて、とてもうれしかったです。掛け合いのシーンでは、本当の親子のような安心感の中でお芝居をさせていただけて、すごく楽しかったです」と語っており、お互いに喜びあふれる再共演となった。

 

(6)武内英樹監督(『翔んで埼玉』や『テルマエ・ロマエ』など)は、2人のキャスティングについて、

 

「原作では体内のお話だけですが、映画では体の持ち主である、漆崎親子のドラマも描くことになり、不健康な父親をコミカルに演じていただける方、ということですぐに思い浮かんだのが阿部さんでした。不健康な父を気遣うしっかり者の高校生の娘役は、かねてからこんな娘がいたらいいなと思っていた芦田さんにオファーしました。10年ぶりに芦田さんと阿部さんが共演して、成熟した親子像を見られたら夢のようだ、とおふたりとご一緒するのを楽しみにしていました」と明かす。

 

撮影中は「おふたりのお芝居を演出していると、昔の関係性と今の関係性がオーバーラップして、本当の親子みたいで胸が熱くなりました。

芦田さんは、等身大の女子高生らしさも、父親思いのしっかり者の日胡もリアリティをもって演じてくださり、阿部さんは、そんな娘の笑顔のために全力を尽す茂を、チャーミングに演じてくださいました」と、2人の演技を絶賛。

「細胞たちの活躍だけでなく、漆崎親子のドラマにもご期待ください」と、アピールしていた。

 

(7)あわせて最新予告編映像が解禁となり、親子のいつもの朝の食卓から、日胡の体内の世界へとカメラが移動。

赤血球、白血球(好中球)コンビが印象的なせりふとともに登場。最後は、茂の体内(肛門)に未曽有の危機が訪れる…という場面で幕を閉じる。阿部が「一番の見せ場だと思って力を入れました」と語るこの場面は、まさに武内監督ならではの大爆笑シーンとなっている。

 

 永野、佐藤、阿部、芦田のほかに、未解禁キャストが13人いるとのこと。続報が楽しみだ。

 

◆阿部サダヲのコメント

 

(8)体の中の細胞たちの働きが分かりやすく描かれるので、出演して非常に勉強になりました。原作漫画は大人だけでなくお子さんにも人気があると聞いていますし、映画もご家族で楽しく観ていただける作品になると思います。

 実は、細胞役を演じられた俳優の皆さんとは撮影でお会いすることができなかったので、どういう世界観になっているのか、完成した作品を観るのがとても楽しみです。

 

◆芦田愛菜のコメント

 

(9)原作は、高校で免疫の勉強をしていた時に先生から勧められて読んだことがあり、以前から知っていました。面白くてタメになるし、すごく好きな作品だったので、参加させていただけると聞いてとてもうれしかったです。

細胞たちの特徴や擬人化のされ方などが知れば知るほど、あっ!そうだよな、なるほどな、と思うところがすごく多かったです。

阿部さんと久しぶりに共演することができて、とてもうれしかったです。

掛け合いのシーンでは、本当の親子のような安心感の中でお芝居をさせていただけて、すごく楽しかったです。