「ウィキリークス」アサンジ被告、米スパイ活動法違反認め釈放へ(24年6月25日 ロイター日本語電子版無料版)

 

写真  6月24日、内部告発サイト「ウィキリークス」創設者ジュリアン・アサンジ被告(52)が米スパイ活動法違反の罪を認め、拘束されている英国で釈放されオーストラリアに帰国できる見通しとなった。ロンドンで2019年撮影(2024年 ロイター/Hannah McKay)

 

記事[ワシントン 24日 ロイター (Sarah N. Lynch、 Andrew Goudsward)] - 

 

(1)内部告発サイト「ウィキリークス」創設者ジュリアン・アサンジ被告(52)が米スパイ活動法違反の罪を認め、拘束されている英国で釈放されオーストラリアに帰国できる見通しとなった。

 

(2)米領北マリアナ諸島の裁判所に提出された書類によると、アサンジ被告は、米国の国防に関する機密文書の入手・暴露で共謀したという1つの訴因について有罪を認めることに合意した。

サイパン島の現地時間26日午前9時(日本時間同日午前8時)に開かれる審理で既に服した62月の刑期を言い渡される見込み。

 

(3)アサンジ被告の弁護士からは今のところコメントを得られていない。

 

■米とウィキリークス創設者のアサンジ被告が司法取引 罪認め収監免除、豪帰国へ(24年6月25日 産経新聞オンライン無料版)

 

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写真 英ロンドンで搭乗する航空機に向かうアサンジ被告(ウィキリークス提供、ロイター=共同)

 

(1)米国で機密暴露などの罪に問われ英国で収監されていた内部告発サイト「ウィキリークス」創設者、ジュリアン・アサンジ被告(52)が、米司法省との司法取引に合意した。

米メディアが24日伝えた。判事が承認すれば、罪を認める代わりに米国での収監を免れ、26日の判決言い渡し後に母国オーストラリアに帰国する見通し。

ウィキリークスはX(旧ツイッター)で、アサンジ被告が24日に英ロンドンの拘置施設から保釈されたと明らかにした。

 

(2)米国は英国にアサンジ被告の身柄引き渡しを求め、英国で是非を巡る法廷闘争が続いていたが、司法取引で終止符が打たれる見込みとなった。

オーストラリア政府の要請を受け、バイデン米大統領は4月に起訴撤回を「検討している」と述べていた。

 

(3)米メディアによると、アサンジ被告側が米本土への移送に反対したため、26日の判決言い渡しは米国自治領である北マリアナ諸島のサイパン島の連邦地裁で開かれる。(共同)