菅前首相の「ポスト岸田」人物評、自民党内に波紋…総裁選へ政局的な動き活発化の可能性も(24年6月25日 読売新聞オンライン無料版)
記事
(1)(自民党の菅前首相)
23日のオンライン番組で、秋の総裁選を巡って岸田首相(党総裁)の交代が望ましいとの認識を示し、「ポスト岸田」候補の人物評を披露したことに党内で波紋が広がっている。
菅氏の発言を受け、総裁選に向けた政局的な動きが活発化する可能性もある。
(2)(林官房長官)
菅氏が首相交代に言及したことについて、林官房長官は24日の記者会見で、「政府としてコメントすることは控えたい。国民の政治に対する不信の声を 真摯しんし に受け止めつつ、先送りできない課題に引き続き専念する」と述べるにとどめた。
(3)
菅氏は番組で「党全体として派閥を解消することも必要だ」と派閥全廃を改めて訴えたほか、「ポスト岸田」候補についても語った。
(図)菅前首相の「ポスト岸田」候補への評価
(小泉進次郎・元環境相)
「(将来のリーダーとして)多くの人が認めているのではないか。改革意欲に富んでいる。
(石破茂・元幹事長)
「期待できる方だ。色々なことがあっても主張を変えないところがいい。
(茂木幹事長)
「大変な状況の中で、党運営をしっかりやっている」と述べた。
(河野デジタル相)
突破力は持っている。(首相になれる)可能性はある。
(加藤勝信・元官房長官)
仕事をきちんとできる人。だから(菅内閣で)官房長官をお願いした。
(4)菅氏が「ポスト岸田」候補を論評したことで、党内では「導火線に火を付ける形となり、『ポスト岸田』を巡る議論が加速化するのではないか」(中堅)との見方が出ている。
<私見:
菅さんは結構、腹黒い所がある。加藤さん以外については、ほぼ、逆のことを言ってると思う。
石破さんは一度、離党して他の政党に行ったので、党内で信頼がないといわれるほか>