都知事選出馬の蓮舫氏の告発状を東京地検に提出 東京の弁護士、公選法違反の事前運動で(24年6月24日 産経新聞無料版)

 

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写真 東京・有楽町で6月2日、街頭演説する蓮舫前参院議員。一部の内容が公選法が禁じる事前運動の疑いが寄せられている(奥原慎平撮影)(株式会社 産経デジタル)

 

(1)「藤吉修崇(のぶたか)弁護士が告発状を東京地検に提出」

インターネット上の中傷問題に詳しい藤吉修崇(のぶたか)弁護士(第一東京弁護士会)は21日、東京都知事選(7月7日投開票)に立候補した蓮舫前参院議員に対する公選法違反(事前運動)罪での告発状を東京地検に提出した。藤吉氏が自身のX(旧ツイッター)で明らかにした。

 

【写真】「女性の全裸選挙ポスター」をはがす候補者(一部画像処理をしています)

 

(2)蓮舫氏は都知事選告示前の6月2日、東京・有楽町で街頭演説し「この夏七夕に予定されている都知事選に蓮舫は挑戦します」などと訴えており、告発状はこの発言を挙げて「多数の聴衆に対して、被告発人(=蓮舫氏)のための投票を依頼し、もって、立候補届出前の選挙運動をした」としている。

 

(3)公選法は告示前の選挙運動を事前運動として禁じている。

 

<私見:

ほかのユーチューブ動画では公選法違反には判例によれば3要素がある

 特定の選挙で 

 特定の候補者を

 投票を直接的または間接的に依頼

した場合は、違法になる。

通常は、警視庁に告発するが、今回は地検にいきなり告発状を出した。

 

元産経新聞記者の三枝さんはユーチューブでは、幾人かの弁護士の論説を見るといずれも「限りなく黒に近いグレー」といっていること、「蓮舫氏や枝野氏が公選法違反の3要素を満たす演説くりかえしたこと」、「蓮舫氏の出馬表明の2日後に共産党東京都委員会から「蓮舫候補の公約とみられるビラ」が撒かれたこと」が関係しているのではないかという推測を述べている。

 

それを参考に、あたしが推測すれば、警視庁が公選法違反で蓮舫氏を対象にしても、警視庁に公安部があるために共産党から「公安による共産党弾圧」という宣伝が出され長引く可能性がある。そこで警視庁をとびこえ検察が告発状を受理したという推測ができる。