上川陽子外相 精力的に外交展開するも、アドリブ苦手 次期首相は「無理!」との声(24年6月21日 産経新聞オンライン無料版)

 

記事(原川貴郎)

 

(1)要点「首相としての力量に関しては辛辣な意見も少なくない」

上川陽子外相が次期首相候補の一人として注目を集めている。

昨年9月の外相就任以来、国際会議への出席や各国外相らとの会談を100回以上重ねるなどメディアへの露出機会も増え、知名度が急上昇した。

派閥の政治資金パーティー収入不記載事件で自民党が逆風にさらされる中、「初の女性首相」に新鮮味を求める声がある一方、首相としての力量に関しては辛辣な意見も少なくない。

 

(2)

「重い責任を担う日本の外相として、新たな課題にも果敢に挑戦し、外交の地平を切り開いていくことをモットーに、熱い思いで取り組んでまいりました」

6月9日午後、東京都内で講演した上川氏は、外相就任以来の9カ月間の取り組みについて、データを示しながらそう説明した。

(以下有料記事)