シャトレーゼ、ベトナム人88人に休業手当2か月半払わず待機させる…新工場稼働遅れ(24年6月17日 読売新聞オンライン無料版)

 

記事

 

(1)要点

菓子メーカーのシャトレーゼ(甲府市)が、雇用契約を結んだ特定技能などの在留資格を持つベトナム人88人に対し、休業手当を支払わないまま2か月半ほど待機させていたことが16日、分かった。

口座の登録などの事務的な手続きがあり、休業手当の支払いは7月上旬頃になるという。

写真シャトレーゼの店舗

 

(2)同社によると、88人は同じ職種の企業から別の企業に移る「転籍」などで、同社と雇用契約を交わした。

新たな工場の設立に伴う異動で人員が不足する見込みとなった山梨県内の工場で、早い人は2月から働く予定だったが、新工場の全面稼働が遅れたことで、異動の時期もずれ、平均約2か月半の待機を余儀なくされた。

 

(3)19日までには、全てのベトナム人が働き始められる予定といい、同社は「再発防止に努める」としている。

 

<私見:

「低賃金使い捨て」が見え見え。

雇用契約済なのに2月から待機、ありえない。

こういうことを平気でやるから、まじめに働こうと思ってるベトナム人を過激派に追いやってしまう。

(待機期間中の生活費を過激派が金銭支援してたかもしれない。働き始めたら返済地獄?まさか)

しかも、これが国内の低賃金を一層引き下げて収益を増やし、経営者の業績引き上げになる。

雇用主の団体の連帯責任。反省と意見表明すべき。