ウクライナにロシアのミサイル施設攻撃容認を、マクロン氏が主張(24年5月29日 ブルームバーグ日本語電子版無料版)

 

記事(Ania Nussbaum、Michael Nienaber)

 

(1)ウクライナはロシアのミサイル攻撃に対応し、そのミサイルが発射された場所を破壊することが許されなければならないと、フランスのマクロン大統領が主張した。

  

(2)「ミサイルが発射される軍事拠点の破壊」

マクロン氏は28日、「ウクライナは実際ロシア領内の基地から攻撃されている」と指摘。「ミサイルが発射される軍事拠点の破壊をウクライナに認める必要がある。とりわけウクライナ攻撃の拠点となっている軍事施設だ」と続けた。

  

(3)「ロシア領内の他の標的への攻撃は許さない」

マクロン氏はベルリン北部のメセベルク宮殿でショルツ独首相と共同で記者会見し、発言した。

一方でマクロン氏は、ロシア領内の他の標的への攻撃をウクライナに許すべきではないとし、「われわれは事態のエスカレートを望んでいない」と付け加えた。

  

(4)ショルツ氏は「ウクライナはその行動について、国際法にのっとったあらゆる選択肢」があり、自国を守ることができると述べた。

 

原題:Macron Says Ukraine Must Be Allowed to Hit Russian Missile Sites(抜粋)

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