天気 水曜にかけ九州~関東甲信で警報級の大雨の恐れ【台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込む】

 

「台風1号」北上 前線の活動活発化 水曜にかけ九州~関東甲信で警報級の大雨の恐れ(24年5月27日 newsYahoo! tenki.jp)

 

記事

 

(1)台風1号は29日(水)に強い勢力で沖縄県の大東島地方に接近するでしょう。

【本州付近に延びる前線に向かって、台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発化】

沖縄や九州から関東甲信は警報級の大雨となる恐れがあります。

 

◆「台風1号」 29日(水)頃に沖縄の大東島地方に接近

 

画像:tenki.jp

 

台風1号

 フィリピンの東を発達しながら北上し、29日(水)は強い勢力になり、沖縄の大東島地方に接近するでしょう。そのあと31日(金)にかけて日本の南を進み、6月1日(土)には日本の東で温帯低気圧に変わる見込みです。

 

沖縄の大東島地方

 28日(火)から、うねりを伴って波が高くなるでしょう。29日(水)は次第に雨や風が強まり、しける見込みです。強風や高波に十分注意してください。台風の進路によっては、大しけや暴風となる恐れもあります。

 

◆前線の活動が活発化 警報級の大雨の恐れ

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本州付近は、台風から離れているが27日(月)から29日(水)にかけて大雨に警戒が必要です。

【本州付近に延びる前線に向かって、台風1号周辺の暖かく湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発化】

 

沖縄や九州から近畿は28日(火)頃にかけて、東海や関東甲信は29日(水)にかけて断続的に活発な雨雲がかかりそうです。

太平洋側を中心に雷を伴った非常に激しい雨が降り、警報級の大雨となる恐れがあります。

 

◆予想降水量

 

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28日(火)6時までの24時間に予想される雨量は多い所で、

九州南部:180ミリ

九州北部地方:150ミリ

近畿地方、四国地方、沖縄地方:100ミリ

 

29日(水)6時までの24時間に予想される雨量は多い所で、

東海地方:200から300ミリ

近畿地方、四国地方:100から200ミリ

九州南部、沖縄地方:100から150ミリ

九州北部地方:50から100ミリ

 

◆関東甲信もまとまった雨量となるでしょう。

 

土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要です。大気の状態が非常に不安定となるため、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意してください。