高齢者の定義「5歳引き上げ」を ウェルビーイング実現へ提言 諮問会議

高齢者の定義「5歳引き上げ」を ウェルビーイング実現へ提言 諮問会議(24年5月24日 newsYahoo! 時事通信)

 

記事

 

(1)政府は23日、経済財政諮問会議(議長・岸田文雄首相)を開き、ウェルビーイング(身も心も満たされた状態)社会の実現に向けた方策を議論した。

 

(2)民間議員は健康寿命が長くなっていることを踏まえ、高齢者の定義について「5歳延ばすことを検討すべきだ」と指摘。その上で、全世代のリスキリング(学び直し)推進を提言した。

政府は高齢化率などを計算する際、65歳以上を高齢者としている。

 

(3)民間議員はまた、若者の待遇改善や女性・高齢者の労働参加促進を通じ、社会保障の持続に必要とされる実質1%の経済成長を確保すべきと強調。必要な政策を「新たな令和モデル」としてまとめるよう求めた。

 

(4)岸田首相は会議で、「誰もが活躍できるウェルビーイングの高い社会を実現しないといけない」と強調。

性別や年代を問わず希望する人が働き続けられるよう、リスキリング強化の方策を6月ごろに策定する経済財政運営の基本指針「骨太の方針」に盛り込む考えを示した。 

 

<私見:>

もともと人口学では15歳未満を幼年人口、15~64歳を壮年人口、65歳以上を老年人口と定義していた。そして扶養人口係数((幼年人口+老齢人口)/壮年人口)といってたりした。

ところが国連は

 高齢人口÷全人口×100が

7%を超えたら「高齢化社会」aging society

14%を超えたら「高齢社会」aged society

21%を超えたら「超高齢社会」

と定義。

さらに

 65~74歳人口を前期高齢人口

 74歳以上人口を後期高齢人口

と定義した。

にほんではそれをそのまま使って医療保険で「後期高齢者医療」と使ったので老人から非難された。

日本が高齢化社会になったのは1970年