長谷川岳参院議員「1回もありがとうのメールない」「ブチ切れるよ」…市幹部らを打ち合わせで叱責(24年5月10日 読売新聞オンライン無料版)

 

記事

 

(1)要点

長谷川岳参院議員(自民)が、今年3月に行われた札幌市幹部らとの打ち合わせで、「あんたから1回もありがとうもクソもメールもない」などと市幹部を 叱責していたことが、読売新聞による市への情報公開請求でわかった。

 

(2)(市が開示した議事録)

長谷川氏は3月9日、自身が力を入れるGX(グリーントランスフォーメーション)の各種施策について、市幹部の関係者への調整不足や、当事者意識の低さを指摘。

ある市幹部に対しては、「こっちは規制緩和は全部通すようにやってるよ。あんたから1回もありがとうもクソもメールもない。結果もない。誰だ、お前はって感じだよね」と発言し、別の市幹部には「僕はブチ切れるよ」と叱った。

打ち合わせには、町田隆敏副市長、北海道や民間企業の幹部も同席していた。

 

相談窓口を設置

 

(3)長谷川氏の威圧的な言動が問題となっていることを受け、札幌市の秋元克広市長は9日の記者会見で、市職員が外部からのハラスメント行為を受けた際の相談窓口を設けたと明らかにした。

 窓口は7日付で行政部のコンプライアンス担当部署に設置された。国会議員のほか、客らから理不尽な要求を突きつけられる「カスタマーハラスメント(カスハラ)」などを受けた際に相談に乗り、組織的に対応策を検討する。ハラスメントの具体的な判断基準などを整理したマニュアルも今年度中にまとめる方針だという。

 

<私見:

長谷川議員と河野太郎議員以外は野党議員だけの超党派議員連盟「原発ゼロ・再エネ100の会」で世話人をやっている。共同代表が河野太郎議員で休会中と言うことで、おそらく長谷川議員が自民党と「原発ゼロ・再エネ100の会」のつなぎ役として事務局長の阿部知子議員とも連絡を取り合っていると思う。

また、国会エネルギー調査会(準備会)有識者チームのメンバーに例の中国企業の透かしの入った紙の資料を提供した大林ミカ氏がいる>

 

■国会エネルギー調査会(準備会) isep環境エネルギー政策研究所

https://www.isep.or.jp/archives/library/5024

 

◆超党派議員連盟「原発ゼロ・再エネ100の会」役員体制及び所属国会議員

*役員体制(2020年1月現在)
【共同代表】河野太郎(衆・自民(※休会中))、近藤昭一(衆・立憲民主)
【世話人】長谷川岳(参・自民)、阿部知子(衆・立憲民主)、逢坂誠二(衆・立憲民主)、山崎誠(衆・立憲民主)、真山勇一(参・立憲民主)、伊藤俊輔(衆・無所属)、笠井亮(衆・共産)、日吉雄太(衆・国民民主)、照屋寛徳(衆・社民)、柿澤未途(衆・無所属)
【顧問】加藤修一(参(元)・公明)、鈴木望(衆(元))、服部良一(衆(元)・社民)
【事務局長】阿部知子(衆・立憲民主

 

◆国会エネルギー調査会(準備会)有識者チーム

【委員長】植田和弘(京都大学名誉教授)
【事務局長】飯田哲也(環境エネルギー政策研究所所長)
【メンバー】枝廣淳子(幸せ経済社会研究所所長、東京都市大学教授)、大島堅一(龍谷大学教授)、伴英幸(原子力資料情報室共同代表)、金子勝(立教大学特任教授、慶應義塾大学名誉教授)、浅岡美恵(気候ネットワーク理事長)、明日香壽川(東北大学教授)、大林ミカ(自然エネルギー財団)、田窪雅文(核情報)、山岸尚之(WWFジャパン)他

 

事務局

* 阿部知子事務所(原発ゼロ/再エネ100の会事務局)
* 環境エネルギー政策研究所(国会エネルギー調査会(準備会)有識者チーム 事務局)