大谷翔平、本物のポルシェは「WS勝てたら考えます」 指揮官が会見“乱入”…球団記録更新に笑顔(24年5月5日 newsYahoo! Full-Count)

 

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抜かれたロバーツ監督が取材中に“乱入”「おめでとう、そしてありがとう」

写真 囲み取材に応じるドジャース・大谷翔平(左)と会見に“乱入”したデーブ・ロバーツ監督【写真:球団提供】

 

■ドジャース 11ー2 ブレーブス(日本時間5日・ロサンゼルス)

 

(1)ドジャース・大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、本拠地・ブレーブス戦で8号ソロを放ち、デーブ・ロバーツ監督を抜いて球団の日本出身選手の最多本塁打記録でトップに立った。

会見中には記録を抜かれた指揮官が“乱入”。「『おめでとう』、そして『ありがとう』と伝えたい」と笑顔だった。

 

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(2)第2打席で、6試合ぶりとなる豪快なアーチが飛び出した。

右腕エルダーの90.2マイル(約145キロ)の内角直球を右翼席に運んだ。大谷は「インサイド寄りでしたけど、反応して引っ張れた。詰まってましたけど入ってくれて良かったなと思います」と振り返った。

 

(3)この本塁打でロバーツ監督を抜き、球団の日本出身選手の最多本塁打記録を更新。

大谷がベンチに戻るとロバーツ監督は笑顔で出迎え、両手を握って喜び合った。記録更新については「スッキリしました」と話した。

試合前には、記録更新を前に指揮官へポルシェのミニカーをプレゼントしており、その直後に記念すべき一発が飛び出した。

取材が行われている最中、ロバーツ監督はそのミニカーを持って会見に登場。「Excuse me、Excuse me」と“乱入”し、自らの記録を塗り替えた大谷を祝福した。

 

(4)指揮官は「今夜、彼は私が持っていたドジャースの日本出身選手のHR記録を抜いた。ショウヘイ、君にただただ『おめでとう』、そして『ありがとう』と伝えたい。これが私の車だ。違いとしては、ジョー(ケリー)にあげた車は私のオフィスには(大きさ的に)フィットしない。この車は私のデスクの上にフィットする」とミニカーを報道陣に見せつけた。

本物の車のプレゼントは?」と問われた大谷は「ワールドシリーズで勝てたら考えます」と笑顔。指揮官は「ありがとう、ショウヘイ。ハハハハ!」とその場をあとにした。

 

Full-Count編集部