三菱UFJアセット、投信のネット直販刷新 フィンテック活用(24年4月25日 日本経済新聞電子版)

 

要点

(3)三菱UFJアセットの現行の投信直販サービス「mattoco(マットコ)」を事業分割して「スマートプラス」に承継する。

「スマートプラス」は金融機能を他社に開放する「組み込み型金融」の技術を使い、証券販売の機能を三菱UFJアセットに提供する。

 

<私見:

「mattoco(マットコ)」は三菱UFJアセットマネジメントが提供する、個人のお客さま向けの投資信託取引サービス

「スマートプラス」を利用する 注文は金融商品取引業者の株式会社スマートプラスに伝送し、証券サービスの提供者はスマートプラスとなります。

あたしには、なんだか分かりにくい。

SBIや楽天の利用と比べてどんなメリットがあるのだろうか>

 

記事

 

(1)三菱UFJアセットマネジメントは10月、投資信託などを銀行や証券会社を通さずネットで直販するサービスを刷新する。

フィンテックのスマートプラス(東京・千代田)からネット販売機能の提供を受ける。

 

(2)口座への入金をリアルタイムでできるようになるほか、毎月一定額ずつ資産を取り崩せる機能もつける。直販の利便性を上げて個人投資家から直接運用のニーズをくみ取り、商品開発に生かす。

 

(3)直販サービス「mattoco(マットコ)」を事業分割して「スマートプラス」に承継する。

「スマートプラス」は金融機能を他社に開放する「組み込み型金融」の技術を使い、証券販売の機能を三菱UFJアセットに提供する。

新サービス名は「mattoco+(マットコプラス)」となる。

 

(4)グラフで顧客の資産推移を表示する。従来は毎営業日夕方だったシステムメンテナンスの時間を未明にすることで、顧客が取引しやすい時間帯に取引できるようにする。第1種金融商品取引業に登録するスマートプラスとの提携で、口座に長期間待機資金を置いておけるようになり、自由度が上がった。

 

(5)「オルカン」の愛称で資金流入が続く「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」など知名度が高い商品を生かし、個人投資家と直接つながってファンを増やしていく戦略を描く。直販サービスの口座数を5年で10倍にしたいという。