「報道しない自由」にもほどがある トランスジェンダー本脅迫事件を無視する同業他社(24年4月7日 産経新聞オンライン無料版)
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記事
(1)このコラムで筆者は大抵、大手マスコミの報道姿勢を取り上げて皮肉を述べてきましたが、彼らの「報道しない自由」が、まさかこれほどとは思っていませんでした。
(2)4月3日に産経新聞出版から発売された翻訳本「トランスジェンダーになりたい少女たち」(アビゲイル・シュライアー著)を巡る脅迫事件についてです。
簡単に振り返りますと、発売を前にした先月30日、この本を扱う書店への放火を予告する脅迫メールが産経新聞出版や複数の書店に送られていたことが発覚しました。
産経新聞出版は威力業務妨害罪で警視庁に被害届を出しましたが、一部大手書店などでは「お客さまと従業員の生命や身体に危害を加えられるリスクがある」として販売を見送りました。
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▼「トランスジェンダーになりたい少女たち」 発行元や複数の書店に放火の脅迫、被害届提出
▼脅迫のトランスジェンダー本「安全確保できぬ」書店で販売自粛広がる アマゾンは総合1位
写真 産経新聞出版から発売される「トランスジェンダーになりたい少女たち」
(2)このニュース、地上波テレビなどではほとんど報道されていません。
全国紙でも全く触れていない新聞があります。
日ごろから「言論の自由」などと声高に叫んでいるマスコミ業界ですが、知らぬ存ぜぬを平気で決め込んでいるというわけです。
(以下会員記事)