「ぬるま湯」は終わった 経団連会長が評価(24年3月20日 日本経済新聞電子版)

 

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(1)日銀が19日にマイナス金利政策の解除を決めたことを受け、経済界からは評価する声が相次いだ。

 

1)(経団連の十倉雅和会長)「カンフル剤での『ぬるま湯』の時代が終わった」

 「適切な時期に適切な政策を実施した」と述べた。大規模緩和の転換で「ようやくカンフル剤での『ぬるま湯』の時代が終わった」と評した。

 

2)(経済同友会の新浪剛史代表幹事)「実質賃金がプラスに転じ継続していくことが鍵」

 「今後の金融市場の正常化に向けた新たな一歩」とのコメントを出した。正常化に向けて「まずは実質賃金がプラスに転じ、かつ継続していくことが鍵となる」と指摘した。

 

3)(日本商工会議所の小林健会頭)「2%の物価安定の目標が見通せる」

「適度な物価上昇は好ましいことで、見直しが2%の物価安定の目標が見通せる中で行われたことを好感する」とした。