ジブリパークの新エリア 「魔女の谷」来月開業(24年2月29日 日本経済新聞電子版)

 

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(1)「「魔女の宅急便」「ハウルの動く城」をイメージした「魔女の谷」」

スタジオジブリのアニメの世界を表現したジブリパーク(愛知県長久手市)で28日、新エリア「魔女の谷」が報道公開された。

宮崎駿監督の映画「魔女の宅急便」や「ハウルの動く城」の風景をイメージした。3月16日に開業する。2022年11月にオープンした「ジブリの大倉庫」など3エリア、23年11月開業の「もののけの里」に続き、整備していた5エリアがそろう。

 

写真 映画の風景をイメージした「ハウルの城」(28日)

 

(2)「キキが暮らす「グーチョキパン屋」では実際にパンを買える」

「魔女の谷」にある高さ約20メートルの「ハウルの城」は1時間に数回、城の一部が動いて煙をはく「動く城」に仕上げた。

魔女の宅急便の主人公キキが暮らす「グーチョキパン屋」では実際にパンを買える。このほかパーク初となるアトラクションとして、ジブリ作品のキャラクターで装飾したメリーゴーラウンドなどを設けた。

 

(3)ジブリパークの宮崎吾朗監督は28日の説明会で「洋風の世界観をもったファンタジックな空間。お客さんが楽しんでくれるかドキドキしている」と語った。

チケットは事前予約制。全5エリアを回れる「ジブリパーク大さんぽ券プレミアム」の大人料金は平日7300円、土日休日7800円。子どもはそれぞれ3650円、3900円。