エヌビディア、アームやサウンドハウンドAIに投資-バイオ株も保有(24年2月15日 ブルームバーグ日本語電子版無料版)

 

記事(Nick Turner)

 

(1)(人工知能(AI)投資ブームの中核を担う米半導体大手エヌビディア)

投資先

  英アーム・ホールディングス、

  米サウンドハウンドAI、

  米バイオテクノロジー企業リカージョン・ファーマシューティカルズ

に投資していることを明らかにした。

  

(2)エヌビディアは米証券取引委員会(SEC)に14日提出した株式保有報告書「フォーム13F」にこの情報を記載。

注目を集める同社の投資戦略が明らかになった。

アームについては、エヌビディアが2020年に買収を試みた経緯がある。この取引は最終的に規制当局の圧力で頓挫し、エヌビディアは22年2月に撤退した。

  

(3)サウンドハウンドAIへの投資は、同社の投資家には強気サインと受け止められた。

エヌビディアによる株式保有が開示された後、サウンドハウンドAIの株価は時間外取引で一時55%上昇。

サウンドハウンドは音声認識向けAIソフトウエアを開発する。エヌビディアは17年にサウンドハウンドの投資家の一つとして挙げられていた。

 

(4)エヌビディアの保有銘柄の中でアーム株の持ち分はドルベースで最大で、1億4730万ドル(約220億円)に上る。

リカージョンの持ち株は7600万ドル、サウンドハウンドの持ち分は367万ドル。

エヌビディアはまた、医療用画像開発会社ナノエックス・イメージングと自動運転会社トゥーシンプル・ホールディングスの株式保有も開示している。

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原題:Nvidia Reports Stakes in Arm, SoundHound and Biotech Company(抜粋)