オスの四国犬いなくなる 神奈川・南足柄(24年2月9日 newsYahoo! 日テレNEWS NNN)

 

記事

 

(1)神奈川県南足柄市で8日午後、散歩中だったオスの四国犬が逃げ出し行方がわからなくなっていることがわかりました。警察は見かけても近づかないよう呼びかけています。

 

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(2)警察によりますと、8日午後5時ごろ、南足柄市中沼に住む犬の飼い主から「飼っていた四国犬がいなくなった」と申告があったということです。

 

(3)いなくなった四国犬は体長1メートルほどの9歳のオスで飼い主によりますと、8日午後4時ごろに散歩をしていたところ、首輪から突然抜け出し走っていなくなったということです。

 

(4)四国犬をめぐっては、群馬県伊勢崎市の公園で7日、遊んでいた小学生ら12人が近くの民家から逃げ出した四国犬にかまれケガをしています。警察は見つけた場合は近づかずに通報するよう呼びかけています。

 

<私見:

テレビで専門家は

四国犬は飼い主一人だけに忠実で、家族でもいうことを聞かない。イノシシなどを捕まえるときなどに向いた犬。小さなペットを襲う。ペットとして飼うには向かない。

と警告していた。>

 

■四国犬の性格 みんなの犬図鑑

「飼い主に忠実、それ以外の人には刃向かう」「ほかのペットや犬とは折り合わない」

 

飼い主に対しては非常に忠実ですが、それ以外の人には心を許しません。
勇敢で冷静であり、状況を判断する力があるので、見境なく興奮することはありません。
猟欲が強く、闘争心もあるため、未去勢のオスではほかのペットや犬とは折り合わないことが多いようです。

 

 

■四国犬の特徴・性格 最新価格と飼い方|いぬのきもち 犬図鑑

「小さい動物への狩猟本能が強くペットなどを襲うことも」

 

四国の土佐地方に古代から生息していた日本犬です。おもにイノシシ狩りの獣猟犬として活躍していました。土佐犬と呼ばれることもありますが、四国犬が正しい名称で、1937年に天然記念物に指定されました。

四国犬の性格

飼い主に忠実で、勇敢な性質です。忠誠心が強く、群れ(飼主)やテリトリーを守る傾向が強いです。知らない人には警戒心を抱きます、その際に犬の気持ちを考えずに近づいたりすると攻撃的になることがあります。

小さい動物への狩猟本能もしっかりとありますので、飼い主さんがしっかりコントロールできるよう、幼犬期から徹底した社会化を行う必要性があります。

四国犬の大きさ

敷地に余裕がある家庭向き

スタミナ豊富で、力が強く、散歩中も気を抜けないため、四国犬を制御できる体力と技術に自信がある人に向いているでしょう。

特に瞬発的な力や、物を噛んだ時の破壊力は強いので飼主のコントロール能力が必須となります。

四国犬は犬密度が高い、都心のような場所では、なかなか飼育が難しく、ペットとして飼うのは難しいかもしれません。そういった意味では、郊外で敷地に余裕のあるような家庭での飼育が向いていると言えます。

子犬のころから人や犬に慣れさせて

四国犬は、きちんとしつければ飼い主さんへの忠誠心が高い性質をしていますが、なかには扱いが難しいタイプも見受けられます。子犬の時から様々な人や犬と友好的な接触をさせ、警戒心を高めないようにする機会を多く作りましょう。

散歩は朝夕2回、それぞれ1時間は必要です。ジョギングを取り入れて走らせるなど、運動量は保つようにしてください。筋肉量の多い犬ですので加齢に伴う筋肉量の低下が、生活の質に与える影響は大きく、介護となれば飼主さんの生活にも大きな影響を与えます。無理のない範囲でしっかり運動をさせることは非常に大切です。

また、警戒心や闘争心から、他の犬を噛んでしまう可能性もあります。散歩の際には、他の犬との接触に十分注意し、飼い主さんがコントロールできよう、つねに確認するのを忘れないでください。

(以下省略)

監修:ヤマザキ動物看護大学講師 福山貴昭先生 (危機管理学修士)

参考:『日本と世界の犬のカタログ』(成美堂出版)