カギとなるのは「ペンギン歩き」! 身近に潜む『恐怖の雪道』 ツルツルのアイスバーンを安全に歩くコツとは? 気象庁も注意・警戒を呼び掛ける『関東甲信地方での大雪』【大雪・気象情報あり】 (24年2月5日13:53配信 newsYahoo! ATV青森テレビ)

 

記事

 

(1)気象庁も注意・警戒を呼び掛ける、関東甲信地方での大雪。

気象庁が発表した『大雪に関する関東甲信地方気象情報 第5号』によりますと、5日昼過ぎから6日朝にかけて、南岸低気圧の影響で、山沿いや山地を中心に大雪となる所がある見込みで、積雪や路面の凍結による交通障害に警戒を呼び掛けています。

 

リンク【画像をみる】関東甲信地方の大雪と雨のシミュレーション(5日午後2時~6日午前6時)

 

以下、発表の防災事項や雪の予想です。

 

(2)【防災事項】

関東甲信地方では、5日昼過ぎから6日朝にかけて、山沿いや山地を中心に大雪となる所があるでしょう。

予想より気温が低くなった場合には、警報級の大雪となる地域が広がる可能性があります。

積雪や路面の凍結による交通障害に警戒・注意してください。

また、架線や電線、樹木への着雪に注意してください。

 

(3)【雪の予想】

5日6時から6日6時の24時間予想降雪量は、多い所で、

・関東地方北部の山地…30センチ

・関東地方北部の平地…20センチ

・箱根から多摩地方や秩父地方にかけて…20センチ

・関東地方南部の平地…7センチ

・甲信地方…30センチ

 

6日6時から7日6時までの24時間予想降雪量はいずれも多い所で、

・関東地方北部の山地…10から20センチ

・関東地方北部の平地…1から5センチ

・箱根から多摩地方や秩父地方にかけて…1から5センチ

・関東地方南部の平地…1から5センチ

・甲信地方…5から10センチ

 

(4)雪道攻略のポイントは「ペンギン歩き」!?

雪が降った際の最も身近に潜んでいる恐怖は「雪道」だ。この雪道を安全に歩くポイントがある。それは『ペンギン歩き』だ。

 

首相官邸ホームページ内の『雪道を安全に歩くポイント~転びにくい上手な歩き方を知りましょう!~』の欄には以下のように記載されている(以下サイト原文まま)。

出典:首相官邸ホームページ(https://www.kantei.go.jp/jp/headline/bousai/setsugai.html)

 

 

●小さな歩幅で歩きましょう

歩幅を小さくし、そろそろと歩く「ペンギン歩き」が基本です。

●靴の裏全体を路面に付けて歩きましょう

体の重心をやや前におき、できるだけ靴の裏全体を路面につける気持ちで歩きましょう。

また、履物は靴底が滑りにくいものを選びましょう。(摩擦係数の高いゴム長靴等)

●その他

転んだときために、帽子や手袋をするなど、身に着ける物の工夫も安全対策の一つです。

両手をポケットに入れて歩いたり、飲酒時もバランス感覚が鈍り危険です。また、屋根の上の雪や氷が落ちてくることがありますので、屋根にも目を配り歩きましょう。特に、暖かい日は要注意。

 

また、首相官邸ホームページでは、事故が多く発生している滑りやすい場所として以下の場所を挙げている。

 

●横断歩道の白線の上

乾いているように見えても薄い氷膜ができて、滑りやすくなっている場合があります。

●車の出入りのある歩道(駐車場の出入口、ガソリンスタンドなど)

出入りする車のタイヤで路面上の氷が磨かれ、非常に滑りやすくなっている場合があります。

●バスやタクシーの乗り場

踏み固められて滑りやすくなっている場合があります。また、歩道と車道との段差にも注意。

●坂道

上りよりも下るときの方が滑って転びやすく危険です。下るときは特に注意しましょう。

●ロードヒーティングの切れ目

雪や氷が融けておらず段差ができて、部分的に滑りやすい状態になっていることがあります。

 

何かと時間に追われることも少なくないかもしれないが、くれぐれも「雪道」には注意をして、足早にはならずに「ペンギン歩き」で自分の身を守ってもらいたい。

 

出典:首相官邸ホームページ(https://www.kantei.go.jp/jp/headline/bousai/setsugai.html)

青森テレビ