関係性システムコーチ、パーソナルコーチの木村 史子です。

 

今日は福岡のビジネスホテルでこれを書いています。

今日は、NPO法人Fineが主催するイベントで、不妊に悩む方々の前で、私の不妊体験談をお話しする予定です。九州の様々なところから参加くださる予定です。

まだ若干席があるようなので、ご興味がある方はぜひお越しください。

 

さて、私は自分の体験をお話ししたり、講演のご依頼を受けた時には、

できるだけ「生々しさ」を伝えたいと思っています。

 

物語を語ることを「ストーリーテリング」と言ったりしますね。

生々しくストーリーテリングするためのコツは、クライマックスだけを詳細に話すことです。

起承転結でいえば、「転」の部分をいかに描写できるかだと思います。

 

聞いている人の前に、まるでその時の私がいるような気持ちになってもらえるように。

その時の私は、どんな場所にいて、部屋の広さや隣にいた人、話した言葉一言一句、そんな細かい部分もお伝えすることで、「転」の部分の厚みが増すと思います。

それが、伝わるストーリーテリングのコツの一つだと思っています。

「起」「承」「結」の部分はあっさりだとメリハリがあって聴きやすいので、なるべく「転」に厚みを持たせるようにしています。

 

私は、不妊治療の末に流産した経験があり、体験談をお話しするときには、

・自分が不妊だとわかった時のこと

・治療の末に流産したこと

を中心にお話しします。これが「転」の部分だから。

 

流産について、その時の気持ちを生々しくお伝えするために、当時の自分の日記を読ませてもらうこともあります。(今日も読む予定)

その時の私のエネルギーが詰まっている日記だし、聞いてくださっている方々に、その時の私を一緒に体験してもらえるからなんです。

 

ちゃんとご依頼の時間に収まるかどうか確認するためにも、事前に練習をしますが、その日記を読むと、間違いなく涙が出るんですよね。。。この涙はいつ出さなくなるのかな。

流産の時に旅立った魂を思い出す、いい時間でもあります。

 

今日の問い:あなたが語りたい人生のストーリーは?
 

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