年内オープンを目指して準備を進めてきた
【ほうせん】さんがこの日、リニューアル
オープンを迎えることができました❗️
店名についた“きものと和裂”…
和裂とは『わぎれ』と読み、
和風の布地のことです。
オーナーの馬目さんはこれまでも
着物や小物を扱うお店をされていて
お店に来たお客様がゆっくりと、お茶を
飲めるスペースを作りたい…と
今回、カフェ併設のお店をつくりました。
震災による津波の被害を受けながらも
かろうじて倒壊をまぬがれた母屋…
取り壊しも考えたそうですが、
代々受け継がれた歴史ある建物を残そうと、
改修してカフェにすることを決意されました。
先祖代々から豊間地区で、造り酒屋を
営んでいたことから、入り口には立派な
門が残っています。
店に入ると、開放的な空間と
重厚な梁が迎え入れてくれます。
奥の部屋は、着物類の販売スペース…。
正面奥には暖かい炎🔥で、冷えた身体を
優しく包んでくれる薪ストーブが…
手前にあるテーブルは、大きな酒樽のフタを
半分に切って再利用したもので、
手触りがなんとも趣きがあります。
メニューは現在、抹茶とお菓子、
あんみつ、珈琲、紅茶などが中心ですが
これからランチメニューも提供していく
予定とのこと…。
店名の【ほうせん】も、製造していたお酒の
銘柄が【豊仙】であることに由来しています。
そのお酒は現在、奥の松酒造さんで作られて
いるそうです。
木に守られているような感じがして
何故か安心感が生まれますね😌
とにかく、この歴史ある建物も
一見の価値ありですよ‼️
この日は風が強く、入り口の暖簾が
大きくはためいていましたが
私にはそれが、『豊間の復興の旗印に』…
と言う想いと重なって見えました。
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【きものと和裂 ほうせん】
いわき市平豊間字下町８８
ＴＥＬ0246-38-2966
☆きもの部営業…火曜〜土曜
☆あんこ部営業…木曜〜土曜
☆営業時間…10時30分〜18時
☆定休日…日曜、月曜、祝日、
毎月12日、第一木曜