○仕様規定
寸法や分量など施工のための具体的な内容を示したガイドライン
○性能規定
使用者と行為の内容や利用範囲を明示したガイドライン
仕様規定を示したマニュアルなどに従って行う福祉住環境整備
は各自治体で普遍化が進んでいる。
さらに性能規定的なマニュアルも試みられている。
今後は、プロセス規定をするような
ガイドラインやシステムが求められる。
○仕様規定
↓
○性能規定
↓
○プロセス規定
ユニバーサルデザインの推進のために
スパイラルアップ型のデザインプロセスが最近強調されている。
(計画→実行→評価→改善)の繰り返し
当事者のニーズに適合した環境づくりの実践方法として
重要なサイクルとして認識されている。
福祉住環境整備のコーディネートをする場合
個別のニーズの把握調査から使用後評価まで
継続して関わっていく必要がある。
基本は当事者本人
さらに、地域住民、行政、民間の役割をバランスよく
編成することが求められる。
当事者の自己決定に基づく参加が不可欠となり
その参加を促す技術をもった人材・組織が必要となっている。
福祉住環境コーディネートをするには
段階的、継続的なコーディネートが必要であり
地域、行政、当事者本人の参加をコーディネートする技術が必要。