ベビーシャンプーに使われている
洗剤ってどんなもの?
赤ちゃんの肌を優しく洗い上げる目的で作られているベビーシャンプー。全身用や髪専用など、現在市販されているベビーシャンプーは種類がとても豊富です。
・低刺激
・オーガニック
・無添加/無着色/無香料
・シリコンフリー/パラベンフリー/サルフェートフリー(※)
(※)ラウリル硫酸、ラウレス硫酸を使用していないシャンプーのこと
ほとんどのベビーシャンプーが上記のようなワードが入っているものが多く、違いも分からず、一体どのベビーシャンプーを選べばよいか迷ってしまう方は多いのではないでしょうか?
赤ちゃんの肌は皮膚が薄くとても敏感で、バリア機能が未熟な状態です。外部からの刺激を防ぐ機能が備わっていないため、乾燥やトラブルも起こしやすい状態になっています。「大人が使うシャンプーやボディーシャンプー等洗浄剤は、赤ちゃんには刺激が強く使わない方が良い!」と思われている方も多いでしょう。
洗浄剤に硫酸系洗浄剤(*¹)を使用しているシャンプーは髪や肌にとても刺激があり、トラブルの原因になってしまう…という事実は昨今少しずつ認知されつつあります。硫酸系洗浄剤は刺激があるのだから、もちろん赤ちゃん用として販売されているベビーシャンプーには使用されていない!と思われがちです。しかしながら、一部のベビーシャンプーには硫酸系洗浄剤を使用している物が未だ沢山あるのです。シャンプーの裏表示を確認して硫酸系洗浄剤(*¹) が表記されている物には注意しましょう。
(*¹) 硫酸系洗浄剤…ラウレス硫酸Na、ラウリル硫酸Na、C12~14スルホン酸Na、スルホコハク酸
硫酸系洗浄剤の刺激が認知されつつありますが、人体と同じ成分でもあるアミノ酸系洗浄剤を使用しているアミノ酸系シャンプーは肌に優しいものとして広まりをみせています。この“肌に優しい”イメージが定着したアミノ酸系洗浄剤を使用したベビーシャンプーも勿論多くあります。
しかし・・・
実はこのアミノ酸系シャンプーに使用されている「アミノ酸系洗浄剤」は「硫酸系洗浄剤」よりもお肌への刺激が強い!のです!
次回につづく