食卓の向こう側にあるもの。
ある本に青春期内科の事がのっていたのだが、心を病み、それを身体で訴えている若者が入院しているらしい…
そこの大森先生は言う。
「帰る家の『食』が変わるれば家庭は変わる」と。
病んでいる若者は、家族の時間がズレ、食べる物も別々、孤独の頻度が高まっている。
また、同じ食卓についても主役はテレビ画面。
食卓が説教の場で、食事の時間が嫌だった。
食事中父親が突然怒りだし、母と子が肩身を狭くして食べていた。
等々の経験を抱えているらしい。
食べ物に感謝の念を持ち、会話しながらの楽しい食事。
それを知らずに育つ子供が少なくないとのこと。
最後はこの文章でしめられている。
大森はいう。
「家庭の食卓はファミレスとは違う。親の愛情を子どもに伝える場。
そこで子ども自分が望まれて生まれ育ち、今、ここにいるという存在感を確認する」と。
今思うと、実家では食事のときは必ずテレビは消していました。
でも、今はご飯を食べながら当たり前のようにテレビをつけてるなー。と反省。
施設での食事の時間もそうですね。
テレビを消して、できるだけ会話しながら食べることが重要なのかもしれません。
病院のベッドでは一人で食べることができなかった方が、施設に来て食堂でみんなと一緒に食事をすると一人で食べるといった事も多々ありますしね。
「食」の持つ力はやはり大きいですね。
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【本日のまとめ】
最近食事ネタが多いですが、食育ってやっぱ大切です。
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