私のことを紹介させてください。

 

 

私は言語聴覚士というリハビリの国家資格で仕事をしています。

 

今年15年目です。

 

 

 

 

 

 

3月まで総合病院に勤めており、

 

成人の入院患者さんの嚥下訓練、言語訓練、構音(発音)訓練、高次脳機能訓練、認知訓練と

 

外来では、こうした患者さんの社会復帰、仕事復帰に関する支援業務を行っていました。

 

 

 

 

 

また、

 

外来で小児の言語発達訓練、構音(発音)訓練、学習支援、ソーシャルスキル訓練、ペアレントトレーニングも行っていました。

 

 

 

 

 

経験があるのは

自閉症、ADHD、アスペルガー、吃音、機能性構音障害、精神遅滞、口唇口蓋裂、脳性麻痺、ダウン症、知的障害を伴わない言語発達遅滞、インフルエンザ脳症後の高次脳機能障害等です。

 

 

 

 

 

 

もともと小児の言語聴覚分野に関心があり、

 

退職後は専門性を高めるために、

この4月から地域の子どもセンターで

療育と外来業務に非常勤職員として携わっています。

 

 

 

 

 

 

 

発達障害はこの10年で随分認知されるようになりました。

 

そのせいで早期発見、早期療育にはつながっていると思いますが、

 

まだまだ訓練場所は十分に整っているとは言えません。

 

 

 

 

 

 

病院はどこも待機。

 

受けてもらえたとしても訓練は就学まで。

 

訪問リハビリは手帳を持っていないと受けられない。

 

自費で受ける訓練は高額・・・

 

 

よく聞く話ではないでしょうか?

 

 

 

まだまだ子どもの言語訓練環境は十分とは言えないし、

 

個別訓練と園や学校等生活環境とのコラボも

諸外国に比べると明らかに遅れています。

 

 

 

また、

支援者とママがゆっくりじっくり話す機会がある場は

 

ほとんどないのが現状ではないでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

私が言語訓練を担当する者として思うことは

 

子どもとママは親身一体だということ。

 

 

本当に、子どもはママを映す鏡のようです。

 

 

 

 

 

 

 

また、子どもは大人のように

訓練の意味を理解し、その場に合わせた振る舞いをすることはできません。

 

何が言いたいかというと、

訓練が落ち着いてできるベースとして

 

ママの存在、ママとの関係が不可欠ということです。

 

 

 

 

 

 

空気が読めない

人の気持ちがわからない

目が合わない

なんて言われている彼らも

ママの表情はちゃんと読み取っています。

むしろ敏感なくらいに。

 

 

 

 

 

訓練をしていて

子どもと同じくらい、もしかしたらそれ以上に

ママへの支援の必要性を感じることが多々ありました。

 

 

 

 

なぜならば

日頃関わっているのは圧倒的にママだからです。

 

 

 

 

 

 

ただ訓練に依存するのではなく

ママも訓練を理解し、障害を理解し、

こどもを理解することで

訓練と日常がかみ合ってくる。

 

 

 

 

 

それがわかっていながら、

病院という組織においては

医療保険のルールに縛られることにずっとずっとジレンマを感じていました。

 

 

 

 

 

 

 

フリーとなった今、

これからは自分が必要だと思うことを

自分の言葉で伝えていきたい

 

そんな思いで今このブログを書いています。

 

 

 

 

 

 

 

 

私にこれからどんなことができるか

まだ手探りですが、

 

一度思うようにやってみようと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

必要な方に届きますように。

 

 

ご縁がつながることを願って♡