MBSさんのちちんぷいぷい金曜日のコーナー、楠雄二朗(くっすん)と河田直也アナが、歩いて歴史ポイントを訪れ、現地の人と触れ合うコーナー『昔の人は偉かった』の第17章『東海道五十三次の旅』38宿目のまとめ。

【38宿目・前編】 2020年11月06日(金)放送 

 

旅の内容:●藤川宿 → 岡崎宿 ▲元々はお豆腐だった和菓子!?■家康ゆかりの神社★ご当地キャラが岡崎城を案内?!


スタートは愛知県岡崎市・藤川宿。岡崎宿を経由して、目標地点は岡崎市・岡崎宿の浮世絵を描いた場所。約10キロのコース(前編)。

 

午前8:15、愛知県岡崎市、『道の駅 藤川宿』の前からオープニング。朝から青空広がるロケ日和。

 

 朝の気温は、21℃。歩き始めてすぐ、くっすんの最近の仕事ぶりの話題になる。とある新潟の音楽フェスの、司会に抜擢された。くっすんは、同じ事務所(キューブ)に所属するファーストサマーウイカさんとMCを務めた。最初は「にいさんについていきます。」と言われてたが、終わった頃、くっすんがねえさんと呼んでいた。

 

スタートから(ほぼ無言で歩き続けて)6キロ、あっさり38番目の宿場・岡崎宿に到着。徳川家康が生まれた、岡崎城の城下町として栄えた。東海道の宿場の中でも、

最大級の規模だった。

 

スタートから7.5キロ、江戸時代の名物を復活させた、『備前屋』を取材する。1782(天明2)年に創業した、老舗の和菓子店。

 

 9代目店主の中野さんに、岡崎名物・『あわ雪』についてお話しをうかがう。

 卵白を泡立てたものが主原料で、砂糖で甘さをつけて寒天で固めたお菓子。言うなれば、和風のマシュマロ。

 もともとはお菓子ではなくて、あわ雪豆腐という豆腐の名物だった。明治になって東海道を歩く人がいなくなってしまい、あわ雪豆腐をだす有名だった茶店も閉店に追い込まれた。宿場の名物だった豆腐がなくなることを惜しんだ、3代目店主が『あわ雪』の名前を残すために考案したそう。

 

 店内で、あわ雪を試食させてもらう。河田アナは、ノーマルな『銘菓あわ雪 純白』を食べる。羊羹のような弾力があるが、口に入れると淡雪のようにフワーっと溶ける。くっすんは、抹茶風味の『銘菓あわ雪 茶山』を食べる。目立った食レポはしないが、おかわりを要求する。

 

 あわ雪豆腐は、昔の旅人が茶屋で腰を据えて食べる、スナック的な軽食だった。それが、現代風のお菓子にアレンジされたので、気楽に食べていただけるお菓子であり続けたい、と9代目は締めくくる。

 

午前11:20、備前屋を後にして、晴天の空の下歩いていると、突然岡崎城の天守が視界に入る。

 

スタートから8.5キロ、岡崎城・・・のとなりにある、龍城(たつき)神社に到着。

 神社の前で、ベビーカーですやすや眠っている2か月の女の子と、ご両親に出会う。御主人も育児を手伝ってくれると奥さん。「やっぱり今は・・・男性も育児・家事に参加してもらった方が奥さんもね(助かりますね)。あー言うてて自分で耳が痛いわ・・・。」と河田アナ。

 

 龍城神社の本殿の中で参拝する。2回手を叩いて、頭を下げる。すると、天井から音楽が流れてきて、とまどうくっすんと河田アナ。なんと、拍手を2回打つと、音が出るカラクリ。天井には、日本最大級の木彫りの龍が張りついている。岡崎市80周年を記念して製造された、『平成昇竜』。

 また、徳川家康が生まれたとき、神社と岡崎城の間にある井戸から、金の龍が昇ったと伝わる。現在その井戸は、厄除け・出産などの御利益のある、パワースポットとして人気。

 

午後0:30、岡崎城の天守に登らんとする。今回は、とある岡崎の有名人?にお城を案内してもらう。2人の後方から、突然現れた全身真っ白な生物が、奇妙に動きながら無言で近づいてくる。怖がるくっすんをよそに、慇懃に礼をしながら、河田アナにお手紙を渡す白い生物。封筒には、イラストとともに「オカザえもんより」と書いてある。

 

オカザえもん

 そのキモかわいさが、SNSで一躍話題となった、岡崎のご当地キャラ。生年月日:1972年7月1日。血液型:O型。特技:お絵描き・自己流ダンス。特徴:喋らないタイプ・岡崎市非公認キャラ。

 

 オカザえもんから頂いたお手紙を、河田アナが朗読する。

 『岡崎城は1455年、西郷頼嗣によって、こことはちがう場所に築城。1531年に徳川家康の祖父・松平清康が、この場所にお城を移しました。のちに徳川家康は、このお城を拠点に、三河の国(現在の愛知県の東半分)』を統一しました。今回は、そんな歴史いっぱいの岡崎城を案内します。ヨロシクね。』

 

 河田アナが、「オカザえもんは、人気もんなんですか?」と直に聞いてみる。そこでくっすんが、遠くからオカザえもんを眺めている、女性2人組を発見する。オカザえもんのことを知っていて、呼び寄せてオカザえもんを間近で見てもらうと、「人っぽい・・・。」とリアルな感想をもらう。

 せっかくだから、女性2人と間にオカザえもんを挟んだ記念写真を、くっすんが撮ってあげる。

 

 いよいよ岡崎城の天守に入る。受付を、顔パスするオカザえもん。受付の女性にオカザえもんが好きか聞いてみると、大好きとのこと。

 

 3層5階建ての天守の中は、歴史が学べる資料館になっている。一俵(いっぴょう)の重さ体験コーナーでは、実際の一俵の重さ(=60キロ)の米俵が置いてあり、持ち上げて重さを体験できる。

 まずは、くっすんが挑戦する。バーベル挙げみたいに気合の掛け声とともに、いっきに20センチほど持ち上げる。ちょっとの高さ・時間しか持ち上げていられない。

 続いて、オカザえもんの番。見た目どおり(失礼)非力で、5センチほど持ち上げたが、3秒ほどでおろす。河田アナに中途半端とツッコまれ、爪痕を残せず悔しがるオカザえもんであった。

 

 岡崎城の最上階へ登り、城下の街並みを見下ろす3人。ちょうど名鉄の電車が走っている。

 ここで、オカザえもんからお手紙をいただき、また河田アナが朗読する。

 『ここは岡崎市街を一望できる、展望室です。この天守は、昭和34年に復興されたもので、平成18年には日本100名城に選定された、歴史あるお城です。あの家康も、この景色を見ていたと思うと、感慨深いですよね。』

 町の景色はちがうけど、山々や川の流れなど自然の風景は当時とそれほど変わってないかもしれない、としみじみと思う河田アナとくっすん。

 

 天守のベランダで、河田アナが「すいません、忙しいとこいろいろ案内いただき、ありがとうございました。」とお礼を述べ、オカザえもんさんとお別れする。

 

前編は、ここまで。来週の昔偉は、『釜揚げうどん発祥は岡崎!?』・『岡崎名物 伝統の八丁味噌』・『オカザえもん 再登場!?』。

 

 

 

【38宿目・後編】 2020年11月13日(金)放送 

旅の内容:●藤川宿 → 岡崎宿岡崎グルメを満喫■が味噌の決め手?!★東海道イチのビッグブリッヂ?!


スタートは愛知県岡崎市・藤川宿。岡崎宿を経由して、目標地点は岡崎市・岡崎宿の浮世絵を描いた場所。約10キロのコース(前編)。

 

午後1:00、愛知県岡崎市、岡崎城の前でオカザえもんさんと別れる。

 

スタートから9キロ、釜揚げうどんを全国に広めたお店・『大正庵 釜春』にて昼食。

 まずは5代目店主の太田さんに、釜揚げうどんについてお話しをうかがう。

 3代目(5代目の祖父)が考案したとのこと。大正時代のうどんは、茹で上がったうどんを1度水洗いして、ツユで食べるのが一般的だった。それでは温かいうどんが食べられないと、茹でたうどんを釜から直接とって食べたこと(つまみ食い)が、釜揚げうどんのはじまりとされる。

 

 長ければ長いほどうどんは良い、と教わった3代目。ただ、長ければ長いほど食べにくいので、食べ方のちょっとコツがいる。

 

 食べ方のコツを聞く前に、河田アナがこれが正解だと思う食べ方で『釜揚げうどん』を食べる。普通に、箸を使って釜から長~い麺を持ち上げ、ツユの器に移し替えてすする。残念ながら、不正解。

 3代目に答えを教えてもらう。最初に釜よりツユの器を低い位置にもってくる。そして、箸を使って釜から長~い麺を、重力を利用してツユの器に流し落とす。そして、適当なところで厚い釜のフチの上で、箸で麺を切る。食べ方のコツを聞いて、「めっちゃ、データ釜揚げですね。」とくっすん。

 

 コツを伝授された河田アナが、釜揚げうどんをすするとなりで、「僕のはまだですか?」と腹減りのくっすん。

 ようやくくっすんのオーダーが到着、『もろこしうどん』を食べる。2代目店主のお弟子さんが考案したメニューで、今では岡崎のご当地グルメとして、様々なお店で提供されている。マグマみたいにアツアツだったので、一口すするなりヤケドしそうに悶絶するくっすん。気を取り直して挑戦、トウモロコシ好きのくっすんを満足させる美味。

 

 さらに、5代目がお味見してほしいと、家康さんが愛したとされるうどんを、出してくれた。古い文献によると、健康志向の家康のために、消化しやすいように料理人がうどんにショウガを練り込んだそう。やわらかくしたうどんをお出ししたら、非常に満足して食べられたとのこと。

 なお、『家康公が愛したうどん』は、お持ち帰り専用の乾麺。

 

午後3:00、お店を後にして、江戸時代の伝統を守る味噌蔵へ向かう。

 

 『カクキュー八丁味噌』で、味噌蔵を見学する。今川義元の家臣だった、久右衛門勝久が東海道沿いで商売に適した、八丁村で味噌を作ったのがはじまり。

 

 一般の方も見学できる味噌蔵へ、広報担当の近藤さんに案内してもらう。

 コロナ対策で蔵の中には入れないので、蔵の入り口から中を拝見する。大きな味噌桶がたくさん置かれており、1つの桶に八丁味噌が6トン入っている。カクキューの八丁味噌は、巨大な味噌桶で大豆と塩のみを使用して、2年以上熟成させる。

 

 熟成中の味噌桶に積んである重石は、10年ぐらい修行した職人さんが、手作業で積んだモノ。八丁味噌は水分が少ない味噌で、重しがないと桶の底に味噌が溜まってしまい、味にバラつきがでる。味噌桶のフタに、重石を積み上げることで、桶全体に均等に重みが加わり、水分が味噌全体に広がって味が均一になるそう。

 

 特別に重石の重さを、くっすんが体験させてもらう。重石1つを気合をこめて両手で持ち上げる。なんと、10センチほど持ち上がった。

 せっかくだから、石積み職人の清水さんに、お手本として持ち上げてもらう。楽々お腹の位置まで持ち上げ、持ったまま歩くほど余裕をみせる。とっても、テクニックとパワーがいるお仕事で、「師匠と呼ばせていただきます。」と、かしこまるくっすんであった。

 

 続いて、資料館を案内してもらう。

 明治時代に建てられた味噌蔵を改装した資料館で、味噌作りの歴史を学べる。

 間近で味噌桶の中を見ると、大きさに圧倒される。桶自体にカクキューにずっと住んでいる微生物がいて、カクキューらしい味噌の味ができる。

 

 おしまいに、味噌汁の試飲をいただく2人。大豆と塩だけでこんな味になるなんて、しっかり教えてもらえばもらうほど、不思議な感じもすると、河田アナ。くっすんは、おかわりを所望する。

 

午後4:20、カクキューさんを後にする。

 

 岡崎の伝統の味を噛みしめながら歩ていると、見覚えのある人?がベンチに座ってたそがれている。さっきお別れしたばかりの、オカザえもんである。

 声をかけるなり、陽気に挨拶して、また手紙を河田アナに手渡す。

 『歌川広重の浮世絵が描かれた場所を目指しているのを聞きました。岡崎城に続いて、その場所まで案内しようと思います。』だって。再び、オカザえもんが仲間に加わった。ついてこいと言わんばかりに、お尻を振りながらコミカルに進むオカザえもん。

 

 オカザえもんと河田アナとくっすんの、3匹がゆく。

 橋を渡っていると、反対側から来る遠くの人に、手をしっかりと丁寧に振るオカザえもん。「ちょっと手~振るタイミング、早すぎると思うで。」とツッコむ河田アナ。その方とすれ違うとき、完全に無視されるオカザえもん(岡崎の有名人?なのに・・・)。

 

スタートから10キロ、 オカザえもんの先導により、目標地点の、広重の岡崎宿の浮世絵を描いた場所に到着。オカザえもんがジェスチャーで、ココが絵の風景ですよと示す。

 川があって橋があって山があって岡崎城があって、構図が岡崎宿の浮世絵と完全に一致する場所だ。浮世絵に描かれている大きな橋は、矢作橋といって、江戸時代より交通の要所だった。

 お馴染みオカザえもんのレターを河田アナが読み上げる。

 『この橋は、江戸幕府によって架けられた東海道の橋で、1番の大橋といわれてます。浮世絵にも横幅いっぱいまで橋が描かれ、そこを歩く大名行列によって、矢作橋の長さが強調されているんです。

 オカザえもんの解説文に、分かりやすいと褒める河田アナとくっすん。オカザえもんも、どういたしましてのポーズ。

 

 最後にオカザえもんに岡崎宿の通行手形を書いてもらい、岡崎宿の通行許可をいただく。しゃべれないタイプなので、スケッチブックに、かわいいイラスト入り(くっすん・河田アナ・2人の菅笠・オカザえもんの絵)の「通ってよし!」をいただく。こうして、東海道五十三次・38宿目の岡崎宿の旅を無事終えた。


■簡易チャート
スタート:愛知県岡崎市:『道の駅 藤川宿』→ 岡崎宿 (6km) →『備前屋』(7.5km) → 龍城神社 (8.5km) → 岡崎城天守 → 昼食:『大正庵 釜春』(9km) →『カクキュー八丁味噌』→ 目標地点:岡崎の浮世絵を描いた場所 (10km) 

 

 

 

 

 

 

MBSさんのちちんぷいぷい金曜日のコーナー、楠雄二朗(くっすん)と河田直也アナが、歩いて歴史ポイントを訪れ、現地の人と触れ合うコーナー『昔の人は偉かった』の第17章『東海道五十三次の旅』36・37宿目のまとめ。

【36・37宿目・前編】 2020年10月23日(金)放送 

 

旅の内容:●御湯宿  赤坂宿 藤川宿かわいい?!ボランティアガイドさん■サクラサク?!ツリーハウス★家康ゆかりの品々を拝観


スタートは愛知県豊橋市・御油宿。赤坂宿を経由して、目標地点は岡崎市・藤川宿。約15キロのコース(前編)。

 

午前8:00、愛知県豊川市、御湯宿の広重の浮世絵に書かれた場所からオープニング。朝の天気は爽やかな秋晴れで、ロケ日の天気予報は晴れ。

 

 御油の松並木(国の天然記念物)を道を歩く。およそ600メートルに、300本の松が植えられている。1604年に、徳川家康によって植樹された。

 

スタートから1.5キロ、赤坂宿[大橋屋]に到着。もともとあった旅籠が、綺麗に残っている。その名も大橋屋で、歌川広重の東海道五十三次・赤坂宿の浮世絵の描かれた場所とされる。

 

 地元である赤坂小学校の生徒さん・6年生の植田さんと井川さんに、大橋屋を案内してもらう。イベントなどで、東海道を訪れる一般の方々に、ボランティアガイドとして参加している赤坂小学校。

 植田さんは去年ガイドをしたとき、帰られるお客さん方に「すごく楽しかった。」とか言ってもらえて楽しかったとのこと。井川さんはちょっと緊張で、最初は言葉少なめ。

 

 まずは、母屋の1階を見学。

 大橋屋は、江戸時代に『鯉屋』という旅籠だった。平成27年まで、実際に泊まることができた。植田さんのおばあちゃんも、泊まったことがあるそう。

 井川さんから突然クエスチョン、「壁が黒いのはなぜ?」。くっすんのアンサーは、「黒色で見えないから、隣の部屋とか覗いても見えにくいから・・・覗き防止」。何言ってるか分からないと河田アナ。正解は、昔は電気がなく、火を焚いて出たススが付着したため。黒いススは虫除けになった。

 

 続いて、母屋の2階を見学。

 昔の人は、2階で宿泊していた。2階では、廊下がなく部屋と部屋が障子で隔てられていたので、夜間トイレに行く際に隣の部屋を、「すみません。」と言って通り抜けたそう。昔の人は、プライバシーの意識がそれほど強くなくて、隣の部屋の人も「どうぞ、どうぞ。」と気にしなかった。

 

 大橋屋は、大正10年におきた火災で、建物の3分の1が焼失した。

 母屋から屋外へ出て、地面にレンガが敷いてある場所へ移動する。

 ここで、くっすんも待ってましたの、井川さんから再びクエスチョン、「敷いてあるレンガには縦向きと斜め向きがあるが、何を表しているか?」。河田アナのアンサーは、「シンプルに考えて、昔は斜め向きのレンガの場所に建物があって部屋で区切られていて、縦向きのレンガの場所に廊下があった。だから建物の間取りを表現している。」。そして、みごと正解。

 

 最後に、レンガの敷いてある場所の一画にある、ソテツの植えられた場所に移動する。そこが、江戸時代に広重が赤坂宿の浮世絵を描いた場所とされる。

 浮世絵には、鯉屋の障子が開け放たれており、部屋でくつろぐ旅人、食事を持ってきた宿の人、鏡をのぞき込む女性たちなどが、生き生きと描かれている。

 部屋の外、ソテツと灯篭が絵のど真ん中に描かれている。浮世絵をもとに、後からソテツと灯篭を配置した。

 

 赤坂宿を案内してくれた小学生お二人に、赤坂宿の通行手形を書いてもらい(裏側には「遠くから大橋屋を見守ってください!」のコメントももらい)、赤坂宿の通行許可をいただく。

 

珍しい家を拝見するため、東海道を離れて歩くこと1キロ、

午前9:20、スタートから2キロ、ツリーハウスに到着。

 

 ツリーハウスのある土地の持ち主で、ハウスをつくった青井さんご夫婦にお話しをうかがう。

 恰好な木があったので、半分道楽で、半分実験的にツリーハウスを作ったとのこと。

 

 くっすんはハシゴを上って、ツリーハウスの中へ入らせてもらう。頭にかぶったヘルメットに、カメラを付けている。くっすんに続いて河田アナも入る。

 ハウス内は2m×2mの広さで、快適。ガラス入りのスライドする窓があり、テーブルも置いてある。

 1年半の歳月をかけて、ツリーハウスは2010年に完成した。

 木材などの材料は、青井さんが滑車を使って木の上へと運んだ。

 

 ハウスが乗っかっている木は山桜で、春には花を咲かせ、夏には直射日光を遮ってくれる。

 ハウスの中で、「夫婦喧嘩したとき、僕やったらここでしばらく家出して生活します。」とくっすん。「当然、男が出るでしょう。」と青井さん。

 

午前9:50、東海道へ戻るため、来た道を戻る・・・ことなく、スタッフさんが調べた近道を通る。道といっても、鬱蒼と草木の茂るジャングル地帯を進む。「最近の若いスタッフは、グーグルマップで出た最短ルートを選ぶから・・・、こうゆう道なんすよ。」と嘆く河田アナ。

 

ジャングルを進むこと500メートル、舗装された道に出た・・・と喜んだのもつかの間、フェンスがあって通り抜けできない(動物除け?)。「最近閉まったのかもしれないすね。」としれっと答えるスタッフさん。

 仕方ないので、ジャングル道を引き返すはめに・・・。「便利なシステムを、100パーセント信用したらあかんねん。」、それ見たことかとぼやく河田アナであった。

 

スタートから4キロ、東海道へ戻る。

 

 黙々と歩き、

午前11:30、愛知県豊川市から岡崎市へ入る。

 

 休憩をはさみつつ、

スタートから9キロ、法蔵寺に到着。家康が、幼少期に学問に励んだお寺とされる。

 

 ご住職に河合さんに案内され、普段は非公開の家康ゆかりの品々を、特別に拝観させてもらう。

 とある畳の間で、2品を拝見。

 1つ目は、法蔵寺で書かれたとされる、『松平竹千代(徳川家康) 直筆の書』。赤い手形(右手)も押されている。数え年8歳のときの作品といわれ、お正月の願いに『武運長久』と書いた。

 竹千代8歳のときにお父さんが暗殺され、松平家の跡取りとして、リーダーとしての考え方・接し方を当時の住職に教えてもらっていた。

 

 2つ目は、法蔵寺で竹千代が使っていた、勉強机。簡素な木製の机で、いたずら描きの絵が彫ってある。くっすんはロボットだとにらむが、正解はお城。白い紙に描き写した、見やすいお城を見ると、天守の建物に竹千代とサインも彫られているのが分かる。

 竹千代は8歳にして自分の将来を考えていたとご住職。一方・・・くっすんは、「46歳ですけど、まだ将来は決めきれてないですけど・・・。」と告白する。その通りだと納得する河田アナ。

 

 前編は、ここまで。来週の昔偉は、『先行き不安なくっすんに見せ場到来!?』・『歴史ある太鼓店の新たなる挑戦』・『復活!?幻のむらさき麦』。

 

 

 

【36・37宿目・後編】 2020年10月30日(金)放送 

旅の内容:●御湯宿  赤坂宿 藤川宿▲太鼓で伝統と文化を守れ緩急自在の広重?!★復活?!藤川宿の名物

 

スタートは愛知県豊橋市・御油宿。赤坂宿を経由して、目標地点は岡崎市・藤川宿。約15キロのコース(後編)。

 

午後0:50、愛知県岡崎市をゆく。

 

最初に訪れるのは、1865年に創業した、三浦太鼓店。大小さまざまな太鼓の製造・販売、さらに古い太鼓の修理も手掛ける。

 

 太鼓について、6代目にいろいろ教えてもらう。

 とりあえず、趣味でドラムを叩いていたくっすんが、長胴太鼓を叩かせてもらう(なぜか上半身裸になって)。それも、まるまる1本の木を使った高級太鼓(約200万円)を。魂を震わせながら太鼓を叩くが、お腹についたお肉も震える(前も、こんな光景見たな・・・)。

 

 太鼓は大きく分けて、2種類に分かれる。

 長胴太鼓ともう1つが、桶太鼓。持ち運びしやすい軽量太鼓。こちらも加えて、上半身裸のままのくっすんが、複数の太鼓を叩かせてもらう。リズミカルに叩いた後、最後に決めポーズ。だがしかし、すぐ後に足がつってバチを持ったまま、床に寝転がるテイタラク。

 

 職人さんが桶太鼓を作っている様子を見学する。

 本来、桶太鼓作りは分業で、桶職人が桶を作り、太鼓職人が桶に皮を張る。近年桶職人が衰退してしまい、ついには桶を作ってくれる人がいなくなったので、最終的に、自分たちでもうやるしかないと太鼓職人が桶も作るようになった。

 お世話になった、秋田の桶職人さんから技術と道具を譲り受けた。すごくいいお話しだと、河田アナの胸が熱くなる。

 

 6代目は太鼓作りの伝統を守るため、地元の味噌蔵の桶で巨大な太鼓を作り、地域の夏祭りで活用するなど、新しい取り組みをされている。伝統・文化を伝えるため、お祭りという形で地域の皆さんを巻き込みたいとのこと。

 6代目の深遠な考えをうかがった後、くっすんに「服着たら?」とツッコむ河田アナであった。

 

午後2:05、昼食のお店を探す。中華そば専門店を発見し、くっすんが取材交渉とGoToトラベルの地域共通クーポン券が使えるか、確認しに入る。しばらくしてお店から出てきて、取材オーケーと報告する。でも、クーポン券が使えるのか聞くのを忘れていたので、「なんでやねん。」と高速のツッコみをする河田アナ。

 

 残念ながらクーポン券は使えないけど、せっかくだから、チャ~シュ~厚切り御免!!の『五十六商店』で昼食。河田アナ・くっすんともに『あごだし中華そば』を食べる。

 チャーシューの塊が入っていて、ビックリ。食べ応えがあるのに、フワフワと崩れる柔らかさ。ツルッツルとしていて、歯ごたえのしっかりした麺だと河田アナ。くっすんは「表面がツルッツルで、すごい歯ごたえがあります。」とほぼ以下同文。

 

午後2:45、お店を出てすぐ、三輪車で散歩中の2歳の男の子と、お母さんと、抱っこされている9か月の妹さんに出会う。コロナ禍にあって、子どもたちが飽きないようにほどほどに出かけている、とお母さん。ちなみに、河田アナの妻は最近、1人にしてくれと言っているんだって。

 

 こむら返りの古傷(太鼓で負傷)の痛みに耐えつつ歩き、

スタートから12キロ、目標地点の藤川宿に到着。江戸時代に本陣1軒、旅籠36軒があった。

 藤川宿には、宿場の入り口を示す『棒鼻』が、東側と西側に設けられた。広重の藤川宿の浮世絵にも棒鼻が描かれている。

 

 藤川まちづくり協議会の会長・鈴木さんに、浮世絵についてお話しをうかがう。

 江戸幕府が京の朝廷に、馬2頭を献上する様子を描いている。そのために、村役人が出迎えて、高貴なお馬さんに頭を下げている。

 絵をよく見ると、面白いことに気づく。頭を下げている旅人の横で、犬かモグラかよく分からないカワイイ生物も頭を下げている?広重の洒落っ気で、緊張の中にユーモアをちょこっと加えている。さんざん広重の浮世絵を見てきた2人は、広重らしいと納得。

 会長さんに藤川宿の通行手形を書いてもらい、藤川宿の通行許可をいただく。

 

午後3:50、藤川宿の本陣跡へ移動する。

 本陣跡へ到着。そこでは、大麦の一種、むらさき麦栽培地(藤川小学校の児童が大事に育てています)となっている。江戸時代藤川宿の名物だった、むらさき麦。一度栽培が途絶えてしまったが、平成6年に復活した。

 むらさき麦を使った加工品が、道の駅で販売されているらしいので、使いそびれたGoToトラベルの地域共通クーポン券を使いに、GO!

 

スタートから15キロ、『道の駅 藤川宿』に到着。2012年にオープンし、地元の野菜や特産品を販売している。

 屋店で、名物の『開運!家康御幣』を販売している。。岡崎生まれの徳川家康にあやかり、むらさぎ麦を使用した御餅に、赤味噌を塗った五平餅。しかも、アタリが出たらもう1本のアイス方式。

 

 いかんせん、屋台ではクーポン券使用不可で、中のお土産コーナーで使えるとのこと。とりあえず、五平餅を1本ずつ食べる2人。赤味噌の濃厚な味で、ボリューム満点。

 食べ進めると、くっすんの五平餅の刺さっている棒に、『天下開運』と書いてある。河田アナの方も、『天下開運』と書いてある。2本ともアタリだと喜んだが、残念ながらハズレ。『大勝利』と書いてあるとアタリなのだ、と屋台のおかあさん。分かりにくいアタリに、肩を落とす2人であった。

 

 最後に、道の駅の中でクーポン券を使い、それぞれお土産を購入する。河田アナは、むらさぎ麦のかりんとう・『ありがとう かりんとう』とむらさぎ麦のゴーフレットを、くっすんは『東海道五十三次 ラーメン味巡り』と肉みそと小倉バターを買った。

 

■簡易チャート

スタート:愛知県豊橋市・御油宿 → 赤坂宿[大橋屋] (1.5km) → 桜のツリーハウス (2km) → 法蔵寺 (9km) → 三浦太鼓店 → 昼食:『五十六商店』→ 目標地点:藤川宿[藤川宿の浮世絵を描いた場所] (12km) → 本陣跡[むらさき麦栽培地] →『道の駅 藤川宿』 (15km) 

2020年10月18日(日)、兵庫県神崎郡神河町にある砥峰高原に行った。ススキが見頃な日曜日とあって、多くの観光客で賑わった。屋外の密にならない観光スポットなので、コロナ禍にあってむしろ例年より観光客が増えた・・・らしい。

 お天気は曇りがちであったが、時々晴れ間もあった。写真をば、載せます。

 

午後1:30頃 駐車場に到着

ほぼ満車だったが、ぎりぎり空いたところにもぐりこめた。

バイクのツーリングの方が多い。

着いたときは晴れていたが、その後曇り空に・・・無念

 

砥峰高原へのアクセスは車 or 期間限定バスで

タクシーは厳しい、予算的に・・・(最寄り駅:JR播但線長谷駅から10キロ超)。往復で7,000円越えか。バスならJR播但線寺前駅から、往復1,800円だよ。

 

 

砥峰高原内 注意事項

クマさん出るらしい・・・。何故かコスプレ撮影禁止。

別に、ルールを守って一般の方に迷惑かけないなら、よろしいのでは?太陽公園みたいに。

 

 

●砥峰高原のココがポイント

あのNHK大河ドラマ『平 清盛』のロケ地

あのNHK大河ドラマ『軍師 官兵衛』のロケ地

あの映画『ノルウェイの森』のロケ地(見てないけど)

記念撮影パネル群

 

 

実際の、大河ドラマ『平清盛』撮影地

 

実際の、『ノルウェイの森』撮影地

 

ちなみに『軍師 官兵衛』では、毎回オープニングで、CGの馬が黄金色のススキの中を駆けるシーンが流れた。第2回『忘れえぬ初恋』ではアバン冒頭で、砥峰高原の入り口を、黒田官兵衛が馬に乗って駆けていった。砥峰高原に行った後に見たら、ひとめで「あそこだ。」と分かるはず。

 

 

映える池

 

写真撮影のアクセントに

 

 

かわいいスズラン

あちらこちらに咲いている

 

概ね道が整備されているので

普通の運動靴で十分歩ける

ただし高原1周コースは、滑りやすい場所や急な斜面もあるので注意されたし

 

 

 

 

 

木造の展望台から

ベンチとテーブルがあり一服できる

 

 

午後16:15分ごろに駐車場に戻り、帰った。

なお、帰りに駐車場が空くのを待っている車が列になっていた。

黄昏時の写真を撮るのかな?

 

メモ

●使ったお金

駐車代500円 だんご(大)1本400円

ガソリン代少々

 

●散策する時間は2時間あれば十分

 ご飯食べてゆっくりくつろぐなら3時間

 時間のない方は、写真だけ撮って30分~1時間

 

 

ススキの季節には・・・

■とみね自然交流館(砥峰高原の観光拠点)のお蕎麦屋さんが人気

 行列ができていたので、食べるなら開店前に並ぼう

 

■車の出店がオープン

 団子やタピオカドリンク・カレーなど販売している

 

■地元で穫れた大根をとみね自然交流館裏に止めた軽トラの荷台で

 時間ごとに販売(販売時間はアナウンス)。

 1本200円。良い大根を選ぶのは早い者勝ち。

 大きな大根を携えた方がいっぱいいたので人気らしい・・・。