「Human death。。。 」 | 我ここに在りてここに無し

我ここに在りてここに無し

青きBOUGAの果て

ひとりごとのように

詩と小説を書き綴ります。

何か心に響くものがあれば

それだけで。

 




生まれて来たように

死んでいく人は

いない




生きているから

命がある

わけでもない



死があるから

命があるのだ



生と死は

紙一重というが

生命は一枚の紙

そのもの


とても

薄っぺらんだ


こんなことを言うと

随分と

偉そうなことを

言う奴だと

思うだろう



だって

まだ

死んでは

いないから



みんな

生きるのも

死ぬのも

初心者なんだ


ベテランなんて

いない




誰かが

悟りを得たように

死について

語るのを聞くと

出戻りかと思うけど

きっとその人も

自分の在りたい

姿を描いている

だけ



出戻りの人なんて

この世界には

存在しない



死体の敬語が

遺体なら

死体の周りに

知人や家族が

いると遺体なの?






結局

人の死というものは

本人の問題ではなく

残されたもの達の

問題なのだ




  
 
尊厳・安楽

どちらでもいいのさ



老いて

静かに死にたいと

ほとんどの人は

思うだろう




誰の世話にも

なりたくないと

言う人が

いるけれど



誰の

世話にもならないで

生きて

死んでいく人など

いないんだ




生まれて

死ぬまで

誰かの

世話になるさ




それだけの

ことなんだ




redでもblackでも

いい





紙一重を

もう少し

味わいたい

ものだ