「Reality principle。。。」 | 我ここに在りてここに無し
草の中に
風は眠り
空の彼方で
君は眠る
振り返る
草の風
振り返る
ひとつぶの空
目覚めの
狼煙(のろし)は
現実原則
ぬけぬけと
ぬけぬけと
君は
現実を
すり抜け
草の風を
掴み
空の道へと
たかみする
君にとって
現実は
無であり
今日と明日の
境も
持たず
過去にも
意味無く
時の流れに
浮かぶ
人間に
あるのは
現実原則
いつから
人は
壁の中に
籠(こも)り
隔世遺伝するのか
先祖がえりでも
するように
誇大妄想の
言葉に
埋もれていく
かつて
体験の中で
生み出された
現実は
言葉だけ
ひとり歩きし
現実原則を
構築し
現実と幻想の
境すら
人は
消し去る
草むらから
目を覚ませ
ひとつぶの
空を見よ
体験を
思い出せ
蘇る言葉は
そこからしか
生まれない
壁の中の
妄想に
終止符を
打て

