「Until I satisfy a life。。。」 | 我ここに在りてここに無し
沈む太陽は
流れ止まぬ
雲に溶けていた
まるで
海に
引き寄せられるように
細く浮かび
やがて
空と海の
隙間に
音も無く
溶け込む
太陽の
縁取りは
暗闇に塗られ
天と地を
反転させるように
魂を抜く
きっと
風を歩いて
いた人も
いた
雲を歩いて
いた人も
いた
海を歩いて
いた人も
いた
退転する
草むらに
頬を擦り
大空に
浮かぶ
魂に
手を伸ばし
人は
不毛から
這い上がる
雨に濡れ
凍てつくとも
命
充たす
まで

