現実を見れば目に余る愚行
矛盾の中に放り投げられた人間は
それを受け入れるしかない
この世界の何処かにShangri-laが
あると信じる人間もいるだろう
しかしそれは場所ではなく
心の中にしか存在しない
言葉は意志と無関係なまま
音も無く宙に浮かび
指先で触れようとするほど
現実に引き戻される
自由人に成り下がることを
望んでも体に刻まれた過去と
止められぬ現実の中で
人はもがき続ける
永遠という瞬間の扉は
触れようとしても形は無く
目に映ることもすらない
しかし確かに現実の中に漂い
君も僕もその在処を知っている
dilemmaとInsensibility
その間で揺れ動く心を
確かな愛にするため
永遠の瞬間があることを
知っている
その扉の向こうにあるのは
心が辿り着くShangri-la
どれほどの矛盾も
そこには存在しない
生身の心は ただ
自由人に成り下がる人間を
Shangri-laへと誘う




