「On a finger-tip of the far-off memory。。。」 | 我ここに在りてここに無し
透き通る
君を
染めたのは
空だった
陽の光は
ただ
君の輪郭を
愛おしそうに
映しだす
だけ
僕は
ただ
君を
見つめ
時が
止まることを
祈り続ける
幼い
時間は
見つめ合う
ほどに
心を
無垢に
していく
色は
心の
後を
追うように
稜線を
映し
見つめる
瞳の色を
七色に
染めていく
時が
選ぶ
後追いの
色を
見つめ
互いの
心の
色を
詠み始める
しかし
その
答えなど
無意味だと
理解するのに
時は
不要だった
紅は
肌の色よりも
紅く
やがて
全てを
朱に
染めていく
心は
隠れるほどに
光を放ち
夕暮れを
愛色に
落とし込む
遠い
記憶の
指先に

