「A friend。。。」 | 我ここに在りてここに無し
潮風は
煙のごとく
岸の
境を解き
明日
無しと
踏み砂の
音すら
境
解かれ
我
友の手を
握る
拳指の
隙間
砂
零れ
ただ
「待て」
としか
呟けぬ
虚しさよ
「よう」
と
言い
「おう」
と
返す
友の声
その温もり
境
解く術
ありやなしや
「またな」
と
影を
引き摺る
白髪の
振り返る
その
笑美に
幸を問う術
ありやなしや
頬
伝う
潮の雫に
辛さ
一粒
喉に落ち
明日
無しと
思えば
今
愛
限りを
尽くし
生きるしか
道
無し
友よ
君に捧ぐ

