現代だけに
存在する
歴史
今を
生きる人間に
歴史など
無い
あるのは
今
この瞬間
しか
無い
人の
思い込みは
見えるはずの無い
時を
振り返り
過ぎ去った
時を
歴史に
変え
人生を
変わらない
ものにしていく
人生の
軌道に
一度でも
乗ったら
そのまま
進むしかないと
思い込む
しかし
気まぐれな
運命に
出会い
強い風に
吹かれ
全てが一変し
気が付けば
思いもよらぬ
軌道に
乗り始めて
いる
怯えや
不安を
何一つ
克服出来ずに
社会は
責任だけが
安住の
心の支えで
あるかのように
嘯(うそぶ)く
そんな
人生の中で
栗を拾うように
経験を
積み重ね
気が付けば
背負うものばかり
増え続け
不快でも
無意味でも
ないと
自らを
誤魔化し続ける
苦痛と義憤に
呑み込まれ
心の
深い淵を
意志に触れず
そっと歩くように
時を
過ごしていく
いや
理性を基にした
選択肢が
心を
萎えさせていくのか
歴史が
そうさせるのか
いや
単なる
気まぐれかもしれない
しかし
それが
運命だろう



